2008.09.27 Sat
'06y FLHR リアブレーキユニットのトラブルシュートその②。
マスターが全て組まれた状態でのフィールの違いは分かり難いのですが、マスターのみにして比べるとその違いは歴然。クロームのものに装着されていたものはピストンを押してもスムースに入っていくだけですが、ブラックから外したものは一度"コクッ"と引っかかりというかマスターカップのゴムが効いている感じがして、まるでゴムボールを踏んづけているような感覚でしっかりと戻ってきます。

マスター本体の問題か、カップリングの問題か、それとも双方の問題なのか目視では分かりませんが、今回のトラブルはH-D純正のマスター・リビルトキットで対応できた修理だったと思います。
早速カップのみをクロームに差し替えます。
その際マスターのブレーキホース取付口は直接バンジョーに接する部分ですので傷は御法度。マスター取付ボルトを利用して下記画像の容量で押し入れます。問題無ければ簡単に手で入れることが出来ます。
ダストブーツカバーから水が入らないようにタイラップを追加してマスターASSYは完成です。


車体にセットしてフルードを入れます。
踏みシロは若干深いもののペダルの戻りは良く、フルードの濁りも発生しないのでマスター内部での逆流もおきていないようです。後は試乗と、最終的にオーナーさんの感覚で判断して頂きます。


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