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'88y FXR トップエンドO/Hその②。

本日からは'88y FXR腰上オーバーホールの続きです。

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ピストンまで外してあった為まずはタペットを取り外し。年式の古い車両だとガスケットが固着してなかなか外れませんが、いきなりソフトハンマーで叩いてはいけません。ヒートガンで暖めてからコツコツと優しくハンマーで叩くと簡単に外れます。
タペット・ブロックを外すとタペットが落下してしまうのでクリップの枝で作ったSSTや、トップ画像のようにマグネットで吊り下げておいてブロック毎外します。

クランクケース・デッキ面をホーニングする為シリンダースタッドは外します。これも固着して全くビクともしなかったので、魔法の液体"リキッド・レンチ"を染み込ませてしばし待ち、更にヒートガンで炙ってから取り外し。
その後シリンダー・デッキとタペットブロック・デッキをホーニングストーンで面出しします。

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これは余談ですが、エボリューション・エンジンで比較的ケースの弱い箇所がいくつかあります。タペット部分のオイルラインも弱い部分で、普通に乗っていれば全く問題ないのですが、ブン回して乗るのが大好きというオーナーさんだと希にクラックが入ります。
下記画像左側、赤い棒で指している部分がオイルホールでして、ここからタペットブロックの穴に向けて縦にクラックが生じます。
右はそのあたりが解消されているS&S製のケースで、オイルラインの位置変更やケースの肉厚を厚くしてあったりしてトラブルを起こしにくい構造になっております。
ハイコンプレッション、ハイカムでぶっ飛ばすのが好きな方にはこういった理由から社外ケースがお勧めです。

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さて面出しを終えさっとクリーニングしたケースです。今回エンジンケースなどの表面的な部分の処理は行いませんので、ガソリン洗浄だけ行い組み立てに入ります。

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取り外してあったシリンダーとピストンのクリアランスを計ってみたのですが、100/18~100/20!というとんでもなく大きい事が判明。しかしその割には首を振ったような形跡もなかったのですが。ピストンはSTDが入っていたのですがシリンダーはOSが入る勢いです(というより05で足りません)・・・。

さてさて、どうしましょうか。。

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マルマスではFXRのメンテナンス及びカスタマイズ、レストレーションなどを多く手掛けており、FXRについて電話やメールでの問い合わせを多数頂いております。

勿論判る範囲で回答させて頂いておりますが、なかにはお住まいの地域や名前を最後まで名乗らず、質問だけを矢継ぎ早に問い合わせになる方が少なからずいらっしゃいます。

こちらも作業の手を止めて対応させて頂いている訳ですから、まずは名乗る事が最低限のマナーかと思います。極々当たり前の事だと思いますのでよろしくお願い致します。

マルマス@水谷


P.S.群馬のU様

本日はお電話頂き誠に有り難う御座いました。
ご不明な点がありましたらいつでも気軽にお電話下さい。
対応させて頂きます。
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