2023.03.22 Wed
★'89y TC96 FXR作業(7日目)。
で本日はTC96 FXRのエンジン+プライマリー回りのボルトをダイヤモンドE/G製ステンレスボルトに交換します。


TC96 FLH用のトランスフォーメーションキットです。長期在庫なので旧価格のままですが、それでも7万円弱します。
ロッカーカバー、リフターカバー、カムカバー、ポイントカバー、プライマリーカバー、ダービーカバーがセットになっています。T/MサイドカバーやT/Mトップカバーはセットに含まれておりませんので完璧に仕上げるには買い足す必要があります。

ダイヤモンドのボルトはイロイロありますが、今回は12ポイントを選択。

タダでさえステンレスボルトはカジリ易いのでスレッドコンパウンドやモリブデングリスを塗付して組み付けるのが常識ですが、この車両のようにパウダーコートを施すと洗ってもボルト穴にブラストメディアが残っている事が多く、一度タップを立てる必要があります。面倒ですがカジったら終わりですので地味にタップを通します。



そうこうしているとワンオフでお願いしていたリアのスプロケットスペーサーが届きました。


エボの9キャストのままTC96の6速T/Mオフセットに合わせる為、少し厚めに製作して頂きました。もしチェーンラインが出なければ削るだけ。

リアスプロケットのセンターボス径は、エボではなくツインカムに合わせました。この辺りをどうするのかがFXRのTCコンバートでは要の部分になってきます。ボルトはやはりダイヤモンドE/Gの12ポイントを合わせ、TC96用の首下が最も長いスプロケットボルトを組み合わせました。
エボ、TC88、TC96の3モデル用パーツを、何処に何を流用するのかを決めて組み上げていかないと最後に辻褄が合わなくなります。
この車両用に注文してある44Tブラックのスプロケは明日届くみたいです。

で、エンジン回りのボルトを交換しました。



エンジンに熱を入れてしまってからボルトを交換する訳にはいかないのでこのタイミングでやるしかありませんでした。

これだけのボルトを交換したのですが、一本づつ脱着して規定トルクで締める為、地味に時間を喰います。しかしながら黒いエンジンの車両にステンレスボルトは映えますので、車両が仕上がった際にはやって良かった、と思えるんじゃないかと思います。

続きます。

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