2023.02.18 Sat
'79y FLH〜スターターの手直し。

知ってのとおりショベルヘッドではスターターピニオンギアボスのアウタープライマリーカバー受け側には、ニードルベアリングが圧入されています。ニードルベアリングという事は受け側にはかなり精度が出ているので、そこが逆に引っ掛かる原因になったりもします。完璧にセンターが出ているのであればニードルベアリングが理想的なのですが、、


で、取り外し可能なボスを外しました。まずはじっくりチェックする訳ですが、ボスのスカート部分が強く当たっている事が分かります。

旋盤で加工を行いました。ボスの直径自体を1/00-2/100mmマイナスさせ、スカート部分も若干削りました。そうする事によりピニオンギアがより飛び出す事になります。それでピニオンギアとスターターリングギアの噛み合わせが少しでも深くなれば、と考えました。またロックナットの外周にもC面加工を行い、スターターシャフトのセンタリングが曖昧でも上手く飛び込むように配慮。

で組みました。

ニードルベアリング側にはたっぷりのグリスを塗っておきましょう。

結果は動画の通りでバッチリ成功しました。ショベルヘッドはエボと同様、という訳にはいきませんが、それでもショベルヘッドにしては軽やかにスタート出来るようになりました。始動時に抵抗があるとバッテリー→スターターリレー→スターターソレノイド→スターターワンウェイと全てに高負荷がかかる事になります。瞬間的に一発で始動出来る事が理想です。
まぁしかし、良いと思ってやってはみたものの、あまり変わり映えしない、という事も多々あります。今回は上手くいったので良かったです。

ここ数日のお天気で作業予定が大幅に狂ってきています。時間が出来たのでGSのキャリパーを分解してみようかと着手してみたものの、ピストンは強烈に固着しており微動だにしないという、、

今回は駄目かもなぁ。。

CB450-K1は来週登録予定。ニーパッドラバーに油分を補充。

そんな感じの一日でした。
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