2023.02.04 Sat
'68-69y CB450K1〜テスト走行。


まずはいつものように桑名市内へ向かい、ストップ&ゴーの低速時のチェック。店の近所は何度か走らせているので特に問題無し。

そこから国道1号線の伊勢大橋を経て、揖斐・長良中堤防を北上。5速6000rpmあたりまで初めて回してみました。
ツインの450ccとは言えエンジンはDOHCですので、回した時の排気音は格別なものがあります。同時代か少し古いメグロKシリーズやW1シリーズと見た目の雰囲気こそ似ていますが、そこはやはり”レース畑のホンダ”で、何よりOHVエンジンとは違うので全く以って普通に走ります。回しても絶対に壊れないような安心感があって、流石はホンダ車だなぁと感心しました。結構回した後に信号待ちで止まっても何事も無かったように静かですし、アイドリングも一切乱れません。
排気量こそ違えど同じパラレルツインとCL72と比べた場合、CLでは一定の回転数やスロットルオフ時にクランク由来の嫌な”横揺れ”が発生するのですが、このCBでは全くありません。CLから遅れること数年の間にホンダは問題点を克服しているのだと思います。
ただ、この時代のフロントサスペンションは”アウタースプリング方式”といってダウンチューブの上、インナーチューブの外側にスプリングが置いてあるだけ、という凄まじく古典的な機構です。乗った事がある、という方のほうが少ないと思いますが、ダンパーの抑えが効かず、ボヨンボヨンと跳ねて揺り返しがきます。
よって高速コーナーに調子に乗って突っ込んでいくと曲がらずに最悪クラッシュ、という事にも。
CBはエンジンが良いのでそこそこスピードが出てしまいますが、峠道ではよほど意識していないと危ないんじゃないかと思います。ま、安全運転に心掛けていれば全く問題ない話ですが、車体にエンジンが勝ってしまっている典型的な例だと思います。

昨日〜今日でご注文頂いていたステッカーは本日発送させて頂きました。お買い上げ誠に有難う御座いました。

さてさて、明日は出庫や入庫などが重なっています。ご来店のお客様も多くなりそうですので作業は中断して、ちょっとのんびりさせて頂きます。

- 関連記事
-
- 雑務の水曜日。 (2023/02/22)
- GS550E-3 入庫と初期チェック。 (2023/02/10)
- '68-69y CB450K1〜テスト走行。 (2023/02/04)
- '83y RG250ガンマ〜完成。 (2023/02/03)
- '83y RG250Γ〜「3度目の正直」となるか? (2023/02/02)
| Metric Bikes (JAPAN) | 20:07 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑