2023.01.29 Sun
'86y FXRDトラブルシュートなど。
で、出庫の車両を倉庫から出す為イロイロ引っ張り出したり。


GS550は本日大阪へ陸送しますのでもう一度最後に始動して再チェック。

そうこうしていると予定より早く陸送会社様のトラックが到着。当店が利用するのはオートバイ輸送専用の箱車を所有する"ゼロプラスBHS"様。いつも有難う御座います。大阪には31日到着予定ですのでお引き取りの方宜しくお願い致します。

とほぼ同時に積車入庫予定だった'86y FXRDを載せたフラットローダーも到着です。

シフト出来なくなった、という事でしたが一番簡単なところでクラッチケーブルのワイヤーが切れていないかと思っていたのですが残念ながらケーブルは切れていません。クラッチ側にも問題が無いのを確認してT/Mオイルに異物が無いかも確認。レリーズベアリングなら粉砕したニードルがパラっと落ちたりするのですがそれも無し。

初期とはいえ5速T/M本体は頑丈なのでまず壊れる事は無いし?だったのですが、T/Mサイドカバーを外して直ぐに原因が分かりました。レリーズフィンガーが真っ二つに割れてます。これじゃシフトが出来ない訳ですね。

ショベルヘッドのレリーズフィンガーは手持ちがあるので使えないか見比べてみましたが、5速用は形状が違っており全く使えません。この時代のT/Mアッセンブリは何機も持っていたのですが、流石に邪魔になり去年全て鉄屑で捨ててしまいました。よって、部品手配の為本日お預かりする事になりました。
レリーズフィンガー自体は4千円前後ですので工賃を入れても修理費は安価です。壊れて不動になったとはいえ、この程度の修理で済む事は不幸中の幸い、だと思って頂くしかないかと思います。あとは国内に部品があるかどうか、ですねぇ。

FXRDがストップしたので開店休業状態。まだ倉庫も目一杯入っているので動かす事も出来ませんが、最近は無理して作業しないので今日はここで終了。
オマケの画像は此方↓
特に不具合も無いし調整する箇所も無い、という、旧車としてはあり得ない程良好な状態のCB450。唯一イグニッションキーとミラーが社外品だったので当時の純正部品に交換したいと思っていました。
イグニッションキーは当時の”ウイングマーク”HMキーの純正同品番を先日入手したので交換。で、今日はオリジナルのミラーが届きました。

当時のメッキと現在のメッキは水銀などの有害物質の有無の違いなのか、メッキの色味が異なります。
当時モノのメッキは黄色っぽかったり青っぽかったりするのですが、現在のメッキはキラッキラの”タダの銀色”で、如何にも安っぽいです。CB450に装着してあったミラーという事ですので遣れ具合も丁度良い塩梅です。
どうでも良い方にはどうでも良い事なのですが、どんな些細な事にも拘るのが当店流。

続きます。
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