2022.12.23 Fri
'93y XL883 テスト走行②と最終チェック。

特集は”FXRism”。察しのとおりFXRにスポットが当てられております。

先日まで当店で作業していたお客様の'89y FXRSや、

これは私事で誠に恐縮なのですが、「THE VOICE」〜FXRism in JAPAN - Words from the world's fastest FXR-ist - という連載コラムを執筆させて頂いております。毎号FXRにまつわるエピソードをつらつらと書いていきたいと思いますので是非一度ご覧頂ければ幸いです。

で、晴れてはいましたが、今日の桑名の最高気温は4℃。なかなか辛いものがありますが走らさない訳にはいきません。これが同じリジットXLでも後期5速だったり、ましてやラバーマウントXLなら無理して乗らないのですが、5速エンジンとはいえ4速フレーム時代の車両ですから、念には念を入れておく必要がある訳です。

メカノイズこそありますが、問題になるような事は皆無。エンジンは回るし、特に気になる違和感もありません。

寒いので流石にフルフェイスですが、それでも耳が冷たくて痛い、、数十キロ走らせるのが限界です。

店に戻ってからも店内に入れて各部チェック。

スパークプラグの焼け具合が前後で違うのが気になります。リアバンク側が若干2次エアー気味なのでやり直そうかどうか迷ってます。


車両を押し引きする際キーコキーコと異音がします。リアのブレーキローターが歪んでいます。まぁ押してて重くなる感じはまだ無いので頃合いをみて交換する感じでしょうか。

その序でにフルードのチェック。色が変わってしまっていたので全交換。


まぁ”甘いも酸いも”分かったバイク歴の長いオーナー様ですし、この年式の車両はやり出したらキリも無いので、この辺りで納車させて頂く事にしようかと思います。

車両の現状を確認する際、最低限持っていればまずどんな車両でも診断出来る工具が下記の3点。ポケットテスター、聴診器、コンプレッションゲージです。まぁコンプレッションゲージは兎も角、聴診器やテスターは安いものなので、持っていると重宝すると思います。まぁショップに全て任せっきりだから、という方には不要ですが。

年末に最後の作業入庫が1台控えているのですが、その部品の有無をチェック。見事に在庫部品は使えず。まぁ毎回そんなモノですけど。。


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