2022.10.27 Thu
'89y FXRS 作業など。
EVOやTC88で、かなりお勧めなのがBAKERの強化インナープライマリーベアリングキット。在庫が有ったにも関わらず勘違いして再注文してしまい大量在庫。売るほど有ります。

日本製に置き換えられるサイズのベアリングは必ず日本製にしています。強度が必要なテーパーベアリングはティムケンが優秀なので、ホイールベアリングとネックベアリングだけはMADE IN USAを使用。

'89y FXRSはスロットルケーブルの取り回しを変えました。DYNA2000iの配線作業等もあるのでガソリンタンクは外します。そこで目につくのがメインハーネスですが、多くのエボの場合、画像のように茶色く汚れがこびり付いている場合がほとんど。

見た目も悪いのですが、何が一番悪いかと言えば放置すると硬化してしまい、ハーネスカバーがパキッと折れてしまう事。皆さんも多々経験があると思います。この汚れを除去して適度な油分を与える事でハーネスカバーの柔らかさはある程度復活します。

適応適所にクリーナーを使って汚れを落とし、その後艶出し保護剤でコーティング。少し時間を置いたり、塗付して直ぐに拭き上げたりと使用する溶剤でさまざま。間違えるとまた面倒な事になるので注意します。

で新品よりも艶々になりました。柔らかさも戻っているのでハーネスをフレームに這わせる際でも楽になります。

まぁ手の届く範囲ですが、フレームバックボーンのハーネスはほぼ新品のようになりました。各部の劣化は新車から既に33年経っている訳ですから致し方ないところ。社外のハーネスに交換すれば済む事ですが、ハーネスカバーの太さが純正と違っていたりして満足な結果が得られません。純正ハーネスをレストアして使用する、というのが特にFXRモデルではベストだと考えます。
ショベルヘッドの場合は良いアフターパーツがありますので、素直に全交換しましょう。

続きます。

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