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MARUMASU Motorcycle Lounge

2006 - 2022 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

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'92y FXDC 作業。

部品が揃ってようやく作業が出来ます。

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今日は部品の引き取りで午後から外注さんへ。先日ガラスコーティングに出したグライドホイールは速攻で仕上がって参りました。あと再メッキで遅れていたFXDCのフォルセラ・セリアーニのフロントサスペンションがようやく出来上がりました。

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再メッキしたインナーチューブは非常に美しい仕上がり。

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速攻で組みました。

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これで一通り作業は終わっているのですが、フロントブレーキマスターのボア径を一度変えてみたかったのでマスターを交換します。

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マスターボア径が変わってバンジョーやバンジョーボルトのサイズが変わる、というのも理解に苦しみますが、ハーレーのやる事ですから深い意味は無いんじゃないかと思います。適当にあるもので組んだのでスチールとアルミが混ざってしまいました。

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完成。

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外は暗くなり初めていましたが店の近所のコースをぐるっと2周。サスペンションのオイル漏れは当たり前ですが解消しています。あと交換してみたブレーキマスターは”劇的”とは言えないにせよ、以前のものよりは間違いなく扱い易くなりました。

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しかし問題点もありました。走っていてキャリパーかスピードメーターギアなのかは分かりませんでしたが、金属が軽く擦れるような異音が聞こえます。以前乗った時にはしなかった音です。音はしますが車体には何も違和感がありません。

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タイヤを回転させながらキャリパーボルトを緩めると音に変化があったので、原因はキャリパーだと分かりました。もう一度バラして組み直します。

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イロイロやってみた結果、キャリパーのパッドピンがブレーキローターのエッジに触れた時出ている音だと分かりました。
パッドピンを削る訳にもいかないので、パッドピンがギリギリローターから逃げる位置にキャリパーサポートを調整して逃しました。

ほんの少しクリアランスがあれば干渉する事も無かったのですが。PM製のキャリパーサポートがボロいのか、それとも社外製のブレーキローターが11.5インチより微妙に大きいのか、原因はそのあたりでしょう。

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もうひとつのトラブルはインマニから二次エアーを吸ってました。アイドリングが安定しない事に加え、クラッチを握って慣性で走らせてみると、回転数がどんどん上がってしまいます。その都度アイドルスクリューで下げるのですが、停止するとそのままストールしてみたりと定型的な症状です。

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エボのダイナ系にS&Sキャブレターの組み合わせの場合、ガソリンタンクを持ち上げるまでもなくキャブレターとインマニを簡単に外す事が出来ます。整備性は頗る良好です。

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ご存知のとおりS&SキャブレターだとS&Sフランジタイプのインマニを使用します。いつの頃からこのタイプに変わったのかは覚えがありませんが、現行用を含め、インテークOリングは専用品になっており、H-D純正よりも肉厚が薄いです。
以前はH-Dと共通だったのですが。

吸気効率を上げる為にインマニの口径を大きくしたかったのか、インマニ自体の肉厚も薄くなり、そのせいで強度が落ちました。新型の薄いタイプのOリングは個人的に好きではありません。入手出来るのであれば、H-D純正と同じOリングを使っていた頃の、フランジタイプの旧S&Sインマニを探して使うというのが良いかもしれませんね。

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何故かキャブレター側のスロットルホルダの受け側パイプが開いて(曲がって?)いました。スロットルを引っ張ったような形跡は無いのですが。新品に交換。

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インマニの負圧ホースと、アイドルスクリューのゴムカバーが劣化していたのでテフロンホースに交換しておきました。
当方が愛用するのは自動車用のバキュームホース。熱に強く柔軟性に富んでますし、太さも様々ですしカラーも豊富。

Vバンク間にあるゴム類は熱の影響を受けて劣化が早い為、定期的にチェックする事をお勧めします。

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修理完了。エンジン始動してミクスチャーと加速ポンプを触りました。

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明日はクイックの作業に加え、入庫や出庫が重なります。遠乗りする時間は無いかもしれませんが、出来るだけ明日走らせてみたいと思っています。

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