2022.09.01 Thu
'93y XLH883 フロントサスペンションO/H。
当方は”ワクチン否定派”なので一度もワクチン接種を行なっておりませんが、その分徹底して感染予防を行なってきたつもりでした。がしかし、最も身近な、思わぬ感染ルートから媒介したようです。まぁ正直こうも辛いものか、、と良い勉強にはなりましたが、仕事に支障を来しており、少し落ち着いたら暫く休養の必要があると思います。

まぁそんな能書きは良いとして、XLHのフロントフォークをO/Hします。

オーナーさん自ら組み直したそうですが、フォークシールは組み方ミスでオイル漏れ。スライドメタルも交換していないという事でした。コーティングがほとんど無くなってタダの鉄の輪っかに成り下がっております。



アッパーとロアのスライドメタルはD/S経由で入手しましたが、ショーワ製だと思いますのでしっかり日本製です。


ロアボルトが一本違っておりました。専用ボルトはヘッドの高さが異なるのでそのままではアクスルシャフトに接触します。で、旋盤で頭の部分を落としました。


エア抜きして完成。


エンジンオイルは交換したばかりですが、以前入っていた安モノ化学合成オイルがクランクケース側に多く残っていたのでオイルが混ざってしまいました。水みたいにサラサラなオイルは100%信用出来ないのでもう一度ドレン。

TT-40 (20W-40)からTT-50 (25W-50)に粘度を変更。納車後もレブテックは2度と入れないで下さい。一切保証致しません。

ドライサンプのハーレーではオイルフィルターエレメントひとつとってもケース内圧に関わるところですから重要です。エンジンオイルやオイルフィルターひとつとっても純正には意味があるという事を知っておいて下さい。
ハーレーは決して安くはない車両です。そんな車両に数百円や数千円をケチってなんの徳があるのか当方にはさっぱり理解が出来ません。
こちらは社外のノーブランドオイルフィルター。

こっちはH-D純正エボ用。内部構造にもキチンとした意味があります。メカニカル的なノイズを追う以前に、こういったエンジンの補器類や油脂をまずは標準値に戻してから着手しないと、なんの意味もありません。

最後に前後のブレーキフルードを完全交換し、取り敢えず作業が完了。あとはひたすら走らせる感じです。

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