2022.08.21 Sun
'79y GS550 / '93y XLH883。
入手出来ない部品が多いので、汚れや錆を落として再使用する頻度が高く手間ばかり掛かります。

清掃完了。

そして組み立て。

車体に組み付け致しました。動作も静態では問題無し。見た目がちょっとボロですが、まぁそこは目を瞑ります。

最後にマフラーを付けて完成。

店内では全体的な雰囲気が分からないので表に出してチェック。マルーンとゴールドのコントラストは悪くない組み合わせではないかと思います。客観的に見ても格好良いと思いますので、トリプルディスク+キャストホイール化に踏み切ったのは強ち間違いでは無かったと思います(思いたい)。

さて、続いては'93y XLH883。多層メタルのヘッドガスケットが届いたので腰上を作業します。まずはタペットユニットをオイルに漬け込んでエア抜き。


1993年式の最終4速フレームXLHはタペットブロックがケース一体型になっています。タペットブロックのベースガスケットからオイル漏れを起こす事が無いので安心です。但しタペットローラーが粉砕したりしてタペットホールが酷く傷だらけになってしまうとケース毎アウト!という事になります。

タペットユニットのオイル通路の向きを合わせてから回り止めのピンを挿入。

その後ピンのアタマにOリングをセット。ラバーグリスは必ず併用します。

で、ピンのカバーを被せてタペット回りの作業は完了です。

今日は夕方から'90y XLH1200のお客さんが来店し、今後について相談しました。
結果、今の883改1200エンジンはこのままお乗り頂くとして、所有するS.T.D.の強化クランクケースを使って、別のエンジンをもう一機製作、完成後エンジンコンバートしてその後公認取得を行う事になりそうです。
新品パーツだけではなく場合によっては中古パーツを組み合わせる事になりますが、丸ごと一台4カムエンジンを組むのは大仕事。5速T/Mアッセンブリやオイルポンプユニット、エボ後期1次ドライブなど、どこから、どうやって入手するかが鍵となります。
まぁ早くても着手が秋〜冬位になるんじゃないかと思いますが、ボチボチ調べてみたいと思っています。
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