2022.08.05 Fri
DioZX 修理。


マフラーのヒートガード?のボルトが痩せてカタカタと音が出ます。

インパクトドライバーでどれだけ叩いてもボルトはビクともしません。よって破壊。

嗚呼スッキリ。

樹脂製のリアフェンダーが割れています。フェンダーは2点止めなのでリアタイヤに巻き込むと危険。

で、プラリペアで修理して補強。

バッテリーとスパークプラグが届きました。

バッテリーとスパークプラグを交換し、キャブレターの調子がいまひとつみたいだったのでミクスチャーとアイドリングを調整しました。他にも細々した箇所を修理しましたが割愛。エンジンが無事始動出来たのでテスト走行。

店の回りをグルグルと何度も走らせました。エンジンのON-OFFも幾度となく行いましたが、今日のところは全くもって問題無し。

走行中にパン!と大きな音がしてエンジンが止まった、と言ってたので点火も怪しいです。CDIが壊れかけている場合、熱くなると点火時期が狂いエンストする事があります。これはハーレーでも同じですが、テルに聞いたところスクーターのCDIも経年劣化でCDIは壊れるそうです。まぁ当然ですよね、電子部品ですから。

このデュオZXの場合CDIユニットはフロントカバー内部にあります。車両によってはフロアボードのサイドカバー内部にあったりと配置は様々。スクーターの場合全てがカバーで覆われている為、部品に辿り着くまでがなかなか面倒です。

で、エンジンをかけて長時間放置したまま、ヒートガンでCDIユニットが熱くて触れなくなるまで熱しました。まぁちょっと強引で無茶な方法ですが、また止まっても腹が立つので念には念を入れます。これはテル師匠(笑)の教えです。
昨日〜今日でトータル6時間位作業時間を費やしました。当店の標準工賃であれば6万円という事になる訳ですが、スクーターごときの修理で6万円は法外で無茶だと思います。部品代を入れても頂けるのはせいぜい1万円位だと思うので、本当に何をやっているのやら、悲しくなります、、、ですので当店で販売したスクーター以外は修理しませんのでご了承下さい。

で、XLH883はヘッドとシリンダーの洗浄だけ終了。


明日は天候次第になりますが、ショベルFLHのクイック作業が入ります。
| Metric Bikes (JAPAN) | 20:34 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑