2022.07.31 Sun
'90y XLH1200 / '93y XLH883 腰上分解。

4速フレームのXLHは少し大きいFXRと同じバッテリーを使います。丁度新品の在庫があったのですが、充電してなかったので今夜一晩チャージしておきます。

で、ずっと以前から気になっていたフロントブレーキ。ISRというよく分からない4ポッドキャリパーですが、ピストン径がXLの純正マスターシリンダーと相性が悪く、レバー比が適切で無い為ブレーキの握りシロが極端に少ないのがネックでした。加えてキャリパーサポートがデカくて重いし、なによりサポートの取り付け方が危ない感じだったのでここは手直ししたかった。

サポートは多分ワンオフしてあるんだと思います。フロントサスペンションのダウンチューブまで加工してしまっており、旋盤でカラーを作る必要があります。

で、普通に320mm用サポートを使ってブレンボ4ポッドキャリパーをセットしました。これでバネ下軽量化出来ましたし、ブレーキレバーのストローク量が増えたので握りやすくなったと思います。


続いては'93y XLH883。トップエンドのO/Hに加え、ボトムエンドから出ている感じの異音の原因を探ります。



ロッカーカバーガスケットは一度交換されてます。残念ながらロックタイトは使われておりません。ボルトが外し易くて助かりますが。



最もオイルリークが激しかったのはフロント側のタペットカバー。



フロント側インテークのタペットカバーOリングが挟まった状態になっていました。主にそこから漏れていたと思われます。

以前作業された際は此処迄触っている、という事になります。

パッと見た初見だけの感覚ですが、ヘッドやピストン、シリンダーも悪くは無いですね。燃焼室も乾いて煤けており良い状態です。乗ってみた際もエンジンフィールは良かったので予想通り。



機能的には兎も角、タペットも見た目には特に違和感はありません。ただ5〜6万キロ走行していますので交換時期なのは間違い無いと思います。


腰上が全て分解出来ました。明日からは各部品を洗浄しつつチェックを行い、何処まで、何をやるか、を決めていきたいと思います。


- 関連記事
-
- '93y XLH883 / '90y XLH1200 / GS550 / DioZX。 (2022/08/04)
- '93y XLH883 腰上のチェック。 (2022/08/02)
- '90y XLH1200 / '93y XLH883 腰上分解。 (2022/07/31)
- '02y XL883R 納車。 (2022/07/29)
- 3台のテスト走行。 (2022/07/27)
| Sport Ster | 20:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑