2022.07.28 Thu
'92y FXDC / '93y XLH883 / '79y GS550。


長い間触っていなかったのでトルクロッドはネジ部分が固着しておりなかなか回りませんでした。

ロッド長を最も短くしました。エンジンを始動して実際にシフト操作を行なってみました。ソールが薄かったり、やわらかいスニーカーなんかだと1速、2速でも踏んだ感触がしっかりとあります。しかしブーツのような靴底が厚く、硬いものだと変速時のあのガシャン、という感じがほとんど感じ取れません。感覚は無くても間違いなくギアは入っていますのでこれで慣れて頂くほか無いかと思います。ロッド長を変えて気持ち変化があったと思うのですが、これは希望的観測で気のせいかもしれません。

これで完成!と言いたいところですが、、

実は昨日テスト走行して左側のフロントサスペンションのフォークシールからオイルが滲んでいる気がしていました。というのも今回サスのO/Hを行なった際にインナーチューブに点錆びがありました。車体に組み付けてしまえば沈み込む部分でしたので今回は研磨で逃げたのですが、サスペンションが伸びた時に影響を受けるようで漏れてしまいました。因みにインナーチューブの再メッキは古い車両ではよく行いますが、一本24500円とお安くはありません。
研磨で漏れなきゃラッキーだなぁと思っておりましたが、結果駄目でした。

で、またサスを外して再度スクーデリア・オクムラさんへ送り返します。これで納車は9月頃になりそうですが、お客さまには承諾を得ました。

溜息と滝のような汗しか出ません。


車両を入れ替えた序でに、といってはなんですが、'93y XLH883のコンプレッションを計測しておきましょう。

プラグは結構白いです。

前後共に80psi。ちょっと低い気もしますが新車から30年が経過していますのでこんなものかもしれません。数値的にはこの通りですが、実際のエンジンフィールは思ったよりも悪くは無いです。問題なのは多分カムかタペット。



途中休憩を入れつつFXDCの作業を行なっていたのですが、倉庫は灼熱ですのでアタマがクラクラします。軽い脱水症状だったので早めに帰るつもりでしたが、なんとなくGS。


唯一O/Hを行なっていなかったビンテージのKONIを装着していたのですが、このあたりで一度メンテナンスに出そうかと思い一旦外しました。で、ちょっと短いので”お蔵入り”していたikonの新品に交換。20mm位下がった感じですかね。

ワインディングでの旋回性を考えるとリアは上げてキャスターを立てる方がベストですが、取り敢えず暫くはこれで我慢。

明日は仕事の都合と天気次第ですが、'02y 883Rを納車に行くかもしれません。

- 関連記事
-
- '90y FXR / '02y XL883R テスト走行。 (2022/09/11)
- '00y FXDX / インディアンチーフテン / '02y XL883R。 (2022/09/10)
- '92y FXDC / '93y XLH883 / '79y GS550。 (2022/07/28)
- '06y FXDL / '02y XL883R / '79y GS550 / '83y RG250Γ。 (2022/07/23)
- '92y FXDC整備。 (2022/07/16)