2022.07.23 Sat
'06y FXDL / '02y XL883R / '79y GS550 / '83y RG250Γ。

昼間はそこそこ暑かったのですが、湿気が無かったので風が乾いており、単車に乗るには最適でした。そこで初めてXL883Rを走らせました。

サスペンション、エンジン、前後ブレーキ、保安部品など全てにおいて問題無し。唯一MRCをインストールしたのでクラッチの切れ幅が少なくなっている分クラッチケーブルを張り直しただけでした。

ガソリンを満タンにしてから帰店。また後日高速道路を走らせます。

中途半端に時間が空いたのでGSのホイールを分解します。

毎回書いておりますが、国産車のホイールベアリングの”嵌め合い”のクリアランスは完璧ですので簡単に外せます。ヒートガンやプロパンバーナーを使わず一発で抜けるので手間が掛かりません。日本人は賢くて優秀です。笑


国産車の場合、ホイールの左右でベアリングが異なる事が多々あります。荷重がかかるスプロケット側が高負荷に耐えるベアリングになっていたり。後で間違えないようにしておかないと忘れてしまいますね。

ホイール単体になりました。ホイールは再使用する可能性もあるのでパウダーコートへ出したいと思います。

因みにホイールサイズはF19"/R18"です。GS550EとGS750は共通みたいなのですが、GS1000だけがF19"/R17"になっているようです。US仕様とEUR仕様で違うかもしれませんけど、、

続いてRG250ガンマ。ガソリンが燃焼室に落ちているのに気付かずキックを踏んで、”ウォーターハンマー”でガスケットが抜けたんじゃないか?というトラブルです。

ガンマ250はガソリンタンク側にオイルタンクがくっついているのでタンクを外す際オイルラインも切り離す必要があります。タンクを外すとまぁこんな感じなのですが、2ストロークとはいえ2キャブレターの水冷エンジンなので、そこそこゴチャゴチャしています。

シリンダーベースまで抜けているかと思い、腰上O/Hを覚悟していましたが、どう見てもベースからオイルが抜けた形跡がありません。シリンダーヘッドカバーとヘッドボルト左側バンクからは漏れた跡を確認しました。
シリンダーを抜く為チャンバーを外しかけましたが、まずは圧縮が有るのか無いのかを計測するべきなのでコンプレッションを計測。

左側が85psi、右側が90psi。kg/cm2換算すると5kg後半〜6kgあたりでしょうか?ギリギリリミット内に収まっている感じですが、そもそも元のコンプレッションがいくつだったか今は分からないのでなんとも言えません。
エンジンが健全な状態では8.0kg/cm2がこの250ガンマの適正圧縮比となります。

続きます。
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