2022.07.02 Sat
TC96 FXR / GR71F GSX-R750。

で、本日は途中放棄してあったTC-FXRから。

以前は火が飛んでみたり飛ばなっかたりしておりましたが、今日は一切火花は飛ばず。症状が極端に振ってくれた方が原因を絞り込み易くなるので願ったり叶ったりです。

まずは基本的なところから攻めます。プラグコードを交換してスパークプラグを交換。

続いてサーキットブレイカーの端落を確認。


問題は無いので配線を追っていきます。


この車両の配線も他店様の作業ですが、途中から配線色が変わったりと、トリッキーこの上無いので油断出来ません。笑


じっくり観察してなんとなく原因が掴めました。まずはイグニッションモジュールからイグニッションコイルまでの配線を作り直します。


ここは当店準拠の配線色でやり直し。H-D純正イグニッションコイル用3極コネクターは組み方が特殊な事に加えかなり小さいので、細いスケア数の配線を使います。


トラブルの原因は配線方法とイグニッションコイルの選択ミス。TC88は4極コネクターで、TC96は3極コネクターになっています。どちらも独立点火には違いありませんが、異なります。
何故に熱を帯びてからおかしな症状が出始めたのかは残念ながら原因追求し切れませんでしたが、当方がいつも行う配線と部品選択で、点火がトラブったTC-FXRは今まで一台もありません。ですからそれが正しい、という事だと理解しています。

作業一発目から上手くいくとなんだか嬉しいですね。いつもヤヤコシイ修理で難儀する事が多いので、、
TC-FXRの目処が立ったので次はGSX-R。7000rpmでアタマ打ちする、という事でメインジェットを交換。三國純正キャブレターのジェットを#117.5→#130まで上げました。


取り敢えず今日のところはこれで乗って帰って頂きましょう。

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