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MARUMASU Motorcycle Lounge.

2006 - 2022 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

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アプリリア50 RS4 再始動へのメンテナンス。

独特の癖があるイタリア車です。笑

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1年前にどこかのショップさんで一通りメンテナンスを行なって頂いたらしいのですが、1年程車庫に仕舞い込んだままにしていたらエンジンが始動出来ない、という感じみたいです。

まずはバッテリーが完全に死亡していたのでバッテリーを交換。

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イグニッションONにしてもウンともスンとも言わないのでメインヒューズをチェックすると切れてました。バッテリージャンプを試みた、とおっしゃっていたのでその際にでも切れたのだと思います。

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樹脂製のガソリンタンクを後ろに持ち上げてスイングさせるのはドカティと同じ。キャブレター車なのにインタンク式のフューエルポンプがあるのも此れまたドカと同じ。イタリア人はこの機構が好きなんでしょうかね?

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単気筒の2ストロークなのでキャブは一個です。まぁお約束なデロルトです。

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2ストロークなので当然オイルラインがありますが、他にも冷却水のホースが2本刺さっていたりキャブレターはホースだらけ、、外すのが億劫になります。オイルラインはエアーを噛むと面倒なのでなるべく抜く事なくキャブをズラして作業します。

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フロートボウルはプラスチック製でガスケットやOリングすら無い!という割り切りよう。これで漏れないのだから不思議です。フロート内部に残っていたガソリンは2ストのオイルと混じって緑色の悪臭のする液体に変わってました。

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オーバーフローは無かったので助かりました。2ストでオーバーフローすると燃焼室にガスが流れ込んで悲惨な事になります。

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スロットルケーブル、チョークケーブル、ガソリンホース、オーバーフローホース、オイルホース、クーラントホースが2本と滅茶苦茶に刺さっているのでとても邪魔です。

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メインジェット、スロージェット共に腐ったガソリンで穴が塞がっておりました。

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フロートボウルは洗浄液に漬け込んで出来るだけ掃除しました。

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で、元通りに組み直し。

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ガソリンタンク内部のガソリンは腐っているので明日どうにか抜くとして(ドレンボルトは無いです)点滴式で直接キャブレターにガソリンを流し込みました。
最初全然始動出来ませんでしたが、一度スパークプラグを抜いたままクランキングを長めに行い、2ストオイルを十分送り込んでから始動してみたらあっさり火が入りました。因みにこの車両はキックはありません。

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アプリリア50 RS4は最後の2ストローク市販車で、50cc市販車最速みたいです。凄まじくファイナルがHIGHに振ってあり100km/h位出るみたいですね。車体は250ccアプリリアと同様の大柄な車体なので安定しているのではないでしょうか。

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