2022.05.09 Mon
GR71F GSX-R750 整備。




これくらい傾いていればキックスタートする際でも車体が右側に倒れて来ないと思います。

次は初期型GSX-R750。3年程放置してあった車両ですが、コックONでご覧の通り盛大にオーバーフロー。ガソリンがタンクに半分程残っていたので腐っています。

そんな訳でキャブレターを外します。


ガソリンタンクの半分程を埋め尽くす巨大なエアクリーナーボックスなのですが、既にクラックが入っておりましたので破壊して撤去。




キャブレターのフロートボウルのボルトは固着して回らず。油圧プレスでキャブレターを掴んでおいて、貫通ドライバーで叩いて回しました。

1番と3番のフロートバルブが固着しておりフロートが動きませんでした。GSX-Rのフロートピンは圧入式になっており、力任せに無理して抜こうとするとフロートブリッジが折れます。ですのでいつも慎重に行う訳ですが、ピンを抜きとろうとしただけでポロッとブリッジが落ちました、、

ブリッジの他にも何か薄い皮膜のようなものも一緒に落下したので?だったのですが、破損したブリッジをよくよく観察するとデブコンかなにかの樹脂で接着した跡がありました。

”確信犯”ですねぇ、、幸いこの車両のオーナーさんはあと2台GSX-R750を所有しておりますので、他の車両から部品取りしたいと思います。


続きます。

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