2022.05.02 Mon
'07y FLHX / RG400Γ。
①始動時にフューエルポンプの起動音がしない時がありエンジンが始動しない。
②走行中キャブレター車両のガス欠に似た感じでエンジンストップする事がある。
というこの2点。
他店様でH-D診断システムにかけてみたりコネクターやヒューズに接点復活剤を試してみたという事ですが、症状は改善していません。
まず気になったのはパーシャルでの走行時の排気音がオカシイ事。当方が道路を歩いている時偶々この車両が通り過ぎて行ったのですが、排気音がバラついていて片肺なのかな?と思った程変でした。
ECMはサンダーマックスですが、ECM本体側のトラブルとは明らかに違っており、一応念の為データをチェックしましたが一切おかしなところは見受けられませんでした。
フューエルポンプやシステムのヒューズを外して端子を磨いたり交換もしましたが、症状は再発せず、当店入庫時ではフューエルポンプはずっと動作し続けています。
しかし、何かの部品が壊れる予兆として、動いたり、動かなかったり、という不安定な動作に陥る事が多々有ります。ショップに車両を持ち込んだ際は症状が出ない、というのも良くあるパターンでして(笑)、正常動作している時もあるので診断システムにかけてもエラーを吐く事は稀です。
これはあくまで予想ですが、フューエルポンプの起動音がとても小さいので、ポンプ自体の寿命じゃないかと思います(この車両の走行距離は約5万キロ)。それに加えてスパークプラグがハーレーではあり得ない程白くなっており、リアルタイムでA/Fをチェックしてても補正が入るので正常値を示しますが、ポンプの電圧低下とか、動作していないといった物理的なトラブルが発生した際に燃圧が落ちてエンストしている気がします。
残念ながら当店にインジェクション車両の燃圧を計測するゲージがありませんのでなんとも言えませんが、仲良くして頂いているH-Dディーラーさんにはフューエルプレッシャーゲージがあるよ、と聞いた気がするので、GW明けに聞いてみたいと思います。

まぁ気をつけて様子を見て下さい、としか今日の時点では言いようが無かったので取り敢えず応急処置だけで帰路について頂きました。エンストしてもイグニッションを再度ONにすれば始動出来るようでしたが、なるべく早く対応した方が良いかと思います。
で、RG400Γに使用するネックベアリングがようやく届きました。

これでフロントエンドが作業出来るので組み立てます。

取り敢えず完成。一緒に注文したT/Mオイルの発送が未だでしたので、テスト走行するのはGW明け6日かと思います。

続きます。

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