2022.04.18 Mon
GSX-R750 / RG400Γの続き。

それならキャリパーのO/Hキットが必要ですのでパーツリストを洗います。油冷GSX-Rだけでも此れだけのパーツリストがあります。

まずは当店に在庫しているスズキ純正部品の中に必要なものが無いか探します。まぁまず無いのですが、、

次にネットでメーカーのデータサーバーにアクセスして必要な部品を拾っていきます。油冷GSX-Rの部品は比較的在庫が有るのですが、驚く事にピストンシールリングが1個1,480円!左右で8個必要ですからそれだけで11.840円という事になります。以前購入した時は数百円だった気がするので値上がり率は倍どころの騒ぎではありません。
必要な部品をリストアップすると3万円強という事になり、もはや現実的な価格ではありません。
ブレンボの砂型キャリパーが買えてしまうお値段ですので、ここはブレンボに交換して頂く事になりました。

で、ようやくRG400ガンマで使用するベアリングが届きました。スズキ純正部品と同じ片側シールドタイプとなります。因みに国産ホイールベアリングではこの片側シールドのタイプが多く使われているのですが、両側シールドタイプとの使い分けってどういう基準なのでしょうか??ホイール内部への放熱性なんでしょうかね、、

いつものようにSSTを使ってベアリングを圧入します。

スピードメーターギアのグリスアップも忘れずに。

フロントホイールを組む前にフロントフェンダーを装着しておきます。でないと後からは装着出来ない構造になっています。

この車両のフロントサスペンションは前記したとおりGSX-R系のものを流用しています。中華製フロントフェンダーはRG400用を忠実に再現しているので、フェンダー位置が異なる為そのままでは装着出来ません(入庫時は適当なボルト+ナットで仮付けしてあるだけの状態でグラグラでした)。
で、ナイロンとアルミのスペーサーを使って高さを合わせて装着しました。

新品ベアリングに変えて当初のゴリゴリした違和感は無くなりました。交換しておいて良かった。リア側は分解してみた訳ではありませんが、レーシングスタンド状態でのチェックでは特に違和感が無いので、今のところは手を付けていません。


ようやく作業の終わりが見えてきたかと思います。取り敢えず一度走らせてみて、それからまた必要な整備があるようなら追加作業を行いたいと思います。

続きます。

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