2022.04.17 Sun
雨の日曜日。



GSX-Rは3年間シャッター付ガレージに保管してあったのですが、湿気でなのかブレーキパッドが固着しており車体を動かそうにも重くて一苦労。パッドはマイナスドライバーを使って叩き抜きました。


ロアカウルの前方がスポイラー形状ではなくスラントしているのが最初期GSX-Rの特徴。油冷GSX-Rの中でも一番格好良いと個人的には思います。

固着したキャリパーをO/Hするのは毎度の事ですがとても骨の折れる作業です。フルオリジナルに拘るなら兎も角、ここはブレンボなんかの社外キャリパーに交換してはどうかと。O/Hする手間賃を考えたら砂型ブレンボキャリパーを買っても差額は知れていると思います。スズキ車用のキャリパーサポートは各種在庫しています。

雰囲気はこんな感じ。


バッテリーが無かったので在庫のリチウムをセット。クランキングして初爆はありました。ただスロットルは固着して全く動かず。

ガソリンが腐っていた事に加え、フューエルコックONでキャブレターからガソリンがダダ漏れです。まぁ旧車は走らせてナンボですので長期間停めてしまうと必ず同じ運命を辿る事になります。ブレーキ回りとキャブレターは絶対に手を入れないといけないのが古い車両だと思います。その点インジェクション車両は面倒が無いです。

ここ数日ゴニョゴニョと弄り倒してしたGS550のキャブレターですが、ようやく少しマシなセットが出たんじゃないかと思います。走らせた訳ではないので”床喜び”には違い無いのですが、今回も相当に苦労しているのでようやく、といった感じです。
40年以上前の草臥れた純正キャブレターを手懐けるのは、並大抵の事では御座いません。


※来週は19日(火)に車両引き渡し等ありますので臨時営業とさせて頂きます。20日(水)はお休みを頂きますので宜しくお願い致します。
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