2022.04.08 Fri
GSX-R1100改1200 / RG400Γ。

ステムベアリングを圧入する為の治具を作ります。ベアリングレースよりも何故かケージの方が高さがあるのでそのままベアリングを圧入するとケージが壊れます。

こんな感じで使います。


ステムボルトはチタン。この車両では多くのボルト類をチタンに置き替えています。

フロントサスペンションはオーリンズ正立43Φ。

外装は今では大変貴重なHARRISのアルミフューエルタンクにGSX-R750R限定車の純正シングルシートの組み合わせ。


ハンドルは直付け溶接されたとても軽いものを使っています。日本製ですがメーカーはもう忘れました。

オーリンズは予想してたとおり長過ぎてそのままでは使えません。本当はGSX-R1100純正の43Φをそのまま流用したかったのですが、中古を探してもほとんど出てこないので仕方なしにオーリンズをセットしてみた感じです。
駄目そうなのでまたしばらく放置する事になりそうです、、

さて、RG400ガンマの続き。イロイロ手を入れていきます。この車両で気になっているのはボルト類がほぼ仮締めな事。オークションで販売するにあたって、取り敢えず組んでみました的なニュアンスかと。



メーターユニットやハンドルスイッチがガンマ400のストックにも関わらず、何故か配線が沢山カットしてあり訳の分からない感じにバイパスしています。多分経年劣化や接触不良で保安部品が動かなくなり、その為インジケーターなどから別電源を引っ張ってきた、というような雰囲気です。

HIDユニットが組み込んでありましたが点滅したりと動作が不安定でしたので撤去します。重いし大きいしロクな事ありません。

一旦表に出して車体全体をガソリンスチームで洗い流します。ヘッドライトユニットも外れているのでカウル内部のハーネスも綺麗に出来ます。


オイルがダラダラ漏れていた1番2番シリンダーとクランクケースも綺麗さっぱり。これでエンジンを始動すれば漏れている箇所が特定出来ると思います。

ガソリンをエアブローしたら速攻で艶出し保護剤をスプレーします。ガソリンで洗浄すると油分が完全に抜けて白っぽくなる為時間をおいてしまうと厄介な事になります。

ヘッドライトシェルも磨きました。車体内部のハーネスまで磨いてしまうのは潔癖症故の病、、どうしても辞められないのです。

車体を拭き上げたら外装をセットしていきます。リアエンドは作業を終えているのでまずは後ろ側から。各パネルの”チリ”が合ってませんが、そこは中華製ですので仕方なし。


ヘッドライトはH4バルブに戻します。ここにギボシコネクターを使うのは危険ですので圧着チューブで接続。社外のH4コネクターしか見当たらなかったので配線色が違っておりますがここはご勘弁を。

ヘッドライトの動作を確認していたらバッテリーが上がりました。一晩充電してみますが古いものなのかもしれませんね。他の保安部品ではホーン、前後ブレーキランプ、インジケーターハイビームが今のところ動作していません。

続きます。

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