2022.03.21 Mon
'97y DUCATI 900SS FE / '79y GS550 それぞれのリカバリー。
漏れた原因を探ると簡単に判明しました。フューエルゲージセンサーです。

タンク側に装着した大きなロックナットのネジ部分ではなく、ゴムでカバーされた丁度下側からじわーっと滲んできているようです。

ラバーグロメットを外したこの部分です。

外してあった燃料計センサーと比べてみると、旧タイプはプラスチックナットだからか薄いスペーサーのようなものが余分に付いています。今回取り寄せして頂いたものはおそらく対策品で、実はナットはアルミ製に変更されており、画像のスペーサーのようなものは無くなっています。

センサーを一度外してみて内部の緑色したテフロンリングをチェック、問題無いのを確認したらシールテープを併用して組み直してみましたが、滲みは一向に解決せず。

ガソリンタンク側のネジ山やシール当たり面が荒れているのかも?と思い、ネジ山を再度クリーニングして、シール当たり面は細目のオイルストーンでサラッと軽く平らに均してからスコッチブライトで仕上げてみました。
そのうえで(余り使いたくは無いのですが)ワコーズの液状ガスケットをネジ山に薄く塗付して組み付けしました。
液状ガスケットが効くまでタンクを持ち上げたままでしたので、漏れが止まったかどうかは今日のところは確認出来ませんでした。一晩置いて明日になれば結果は分かるかと思います。

で、ドカティは置いておいて、またまたGS550。もう何度目だか分からないキャブレターの調整。どれだけリーンに振ろうとしても一向に薄くならない為、油面を下げる事にしました。1.0mm下げました。

迷った時はまず「基本に立ち返る」のが基本、他のジェッティングは標準値に戻してみました。

油面を下げた事でこれまでの症状からは激変しました。今日はアイドリングすらしませんでしたが、ここまで変化が現れたのは初めてで、結果は悪いながらもこれが足掛かりになれば良いがなぁと思っています。

そんな最中TC96 FXRの常連様がご来店。なんでもフロントエンドに違和感がある、という事で症状から察するにこのまま乗っていては危ないと判断。他にもご依頼されていた作業もあったので丁度都合が良いと言えば良かったのかも。

とは言え明日は更にもう一台、'87y FXRTの修理が入ってくるのでTC96 FXRは週末あたりから着手させて頂きます。

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