2022.03.20 Sun
'97y DUCATI 900SS FE フューエルポンプ組み付け。
で、ドカティの部品が届くまでの間GS550のヘッドライトを交換。当時モノのシールドビームでは暗くて心許ないし、何より登録の際光量が足りないので合格しません。このGSはアメリカからの逆輸入車両ですので、そもそも左側通行用のレンズカットでは登録すら不可能です。

シビエの180Φ、H4バルブ仕様です。レンズが丸いので旧車に使っても違和感なくフィットします。

そうこうしているとドカティの純正部品が届きました。


フューエルポンプにフューエルゲージセンサー、フューエルフィルターなどなど。たったこれだけですが9万円近くします。ドカティの純正パーツも高価だとは聞いておりましたが、、なかなかですねぇ。

フューエルポンプからのガソリンをキャブレターへと圧送するアルミパイプなのですが、ホースクランプを外す際錆びて固着していた為パイプも一緒に凹ましてしまいました。で、まずはその修正。

取り外してあったポンプASSYを並べ、ホースの長さを決めます。

燃料計のセンサーはタンクの裏側からねじ込みます。プラスチック製なので締め付けトルクが分からず緊張します。

フューエルポンプ本体にフィルターユニットを装着してラバーブーツを被せます。

で、次に燃料計から伸びる12V電源をポンプに繋ぎます。ショートしたらガソリンが爆発するんじゃないかと思うのですが、ハーレーでも此処は剥き出しです。ガソリンに浸かったままでも問題無いんですよね。ナットはM7という特殊サイズ。

フューエルポンプとフューエルフィルターを繋ぐバイパスホースに何を使うか迷ったのですが、ガソリンに内外両方から直接触れているところなので、高価なサムコのホースをチョイスしました。ホースバンドは修理の際外れないと困る部分はトライドンのホースバンドを使いましたが、外さなくてよい箇所はステンレス製のカシメを使っています。

タンクキャップ部分でオーバーフローした際のベントホースは普通の耐油ホースを使用。

アッセンブリしたポンプユニットをタンクの内部にセットしてホースを繋ぐのですが、狭いし暗いしでなかなか難儀しました。

フューエルポンプの新品”空焚き”は最も危険ですので、まずはガソリンを10リットル程入れてポンプユニットをガソリンで充します。

最初ポンプはもの凄い起動音を発しておりましたが、ポンプやフィルター、パイプ内部のエアーが抜けると少し音は小さくなりました。しかしハーレーのポンプユニットと比べるとボディが小さいからなのか、とても五月蝿いです。

無事エンジンを始動出来て燃料計も動作している事を確認した為、フューエルキャップベースを取り付けします。ここは巨大なOリングで嵌め込んであるだけですのでソフトハンマーで徐々に嵌め込みました。繋がっているホースはベントホースとなります。

ほぼ完成。ドカティは初めてでしたが良い勉強をさせて頂きました。有難う御座います。

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