2022.03.09 Wed
'97y DUCATI 900SS FE / TC88 FXRP。

この車両にはありとあらゆるところにこの"SEV"が貼り付けられています。効果がある、という方もいらっしゃいますが、当方は全く興味がありません。

フューエルホースは途中でY字に分岐してメインとリザーブに分かれています。この三方ジョイントが肉薄のプラスチック製で、案の定割れました、、

急いで近所の工具屋へ走り、金属製の三方ジョイントを入手。120度均等分割のものしか無いという事なので、ホースの取り回しを変更しました。またホースもガソリンが目視出来るよう透明のものに変更。




ガソリンを入れようとタンクキャップを開けてみると強烈な悪臭。ガソリンは最初から空でしたが、ガソリンが気化して佃煮みたいな黒いカスが大量にへばりついています。ガソリンタンク自体はアルミ製なので錆びている訳ではありません。


そうこうしていると大量の荷物が届きました。最近使用率が高いBAKERの油圧クラッチサイドカバー。前回入手にとても時間がかかった為、在庫のあるショップから輸入しておきました。此方は当店在庫分ですのでWEB SHOPでも販売致します。


いつもならワコーズの"ピカタンZ"で汚れを落とすのですが、錆びている訳ではないので部品洗浄液を注入しました。時々シェイクして内部を覗き込むののですが、ガソリンスチームを使わないと落ちない汚れかもしれません。燃料コック一体型タンクなのでスラッジが上手く出ていくかも心配です、、

続いてTC88 FXRP。車体右側の配線を引き直します。レギュレター、CPSそして油圧スイッチの各配線は個々に独立させつつタイラップで纏めました。

イグニッションモジュール。熱収縮チューブが被せてあっただけで汚かったのでここは全て交換。この車両、何処も彼処もオイルまみれで配線チューブを剥がしても内部のハーネスが濡れています。何故こんなにオイルでベタベタなのか不思議。



これはTC88 FXDXの純正メインハーネス。部品取り用に用意してありましたが、もう不要になりましたのでバラします。まずはハーネスチューブをハサミで切って外します。

ハーレー純正のメインハーネスは後期エボ以降煩雑になり、画像のように12V線やアース線がハーネスの途中で二股三股に分かれています。ですから要らない配線を間引こうにも抜けてこない訳です。FXR位古い車両だとショベルとほぼ変わらないシンプルなメインハーネスなので、簡単に間引きする事が出来ます。

こちらはゴミ。

流用出来る配線は抜き取りました。こんな事やってる時間は無いのですが、、

続きます。

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