2022.02.10 Thu
BP 87 FXR 仕上げ。

フロントサスペンションとキャストホイールの年式がミスマッチだった為、Fブレーキキャリパーのセンターが出ていませんでした。平ワッシャーを数枚入れて調整してあったのですが、格好悪いし素人作業全開!ですのでここはアルミカラーで作り直します。

週明け公認登録に持ち込むBP87FXRの仕上げ作業に入ります。とは言えまたもやリアブレーキマスターを外して修正中。

バンジョーを外してブレーキユニットの配置を変えました。ブレーキリザーバーはタンクレスとし、レーサーのように長いホースでシート下まで引っ張ってあります。

まぁマフラーをセットするとほとんど見えなくなるのですが。

今回苦労したのはやはり右側フットコントロールの”逃し”です。マフラーまでセットしないとフィッティングが行えない為、何度脱着を行ったか分かりません。


フロントパイプがカムカバーに干渉するところまで追い込まないとブレーキペダルがマフラーにヒットします。S&S製のカムカバーがH-D純正よりも角が立っており肉厚な事もマフラーが干渉する理由のひとつ。凹まして逃してはあるのですが、、

しかしなんとか”力技”でクリアしたので車体回りの最終仕上げに入ります。
「ジョインツカスタムショー2021」に出展する際、一度仮組みしているので一体何処までが本組みされているのかもう忘れてしまっています。念には念を入れる位が丁度良い訳ですので、二度手間にはなりますがもう一度工具を当てていきます。


リアのスプロケットボルトはH-D純正部品待ちですが国内在庫無しで未だ届きません。ですのでダイヤモンドE/Gのボルトのまま専用スペーサーをセットしました。現時点でのネジ山有効長は25mm程あるのでまず大丈夫だと思いますが、理想は35mm位は効かしたいところ。当然赤のロックタイトで仕上げます。

リアのアクスルシャフトは社外品ですが、このクロームメッキされたナットが締め付けてもぬめーっと滑ります。リアのチェーン用スプロケットにしてもそうですが、スチールにメッキが施されたものは必ず滑ります。滑る=動く、という事ですのでここは命に関わります。今回の登録時は車検ラインを走らせるだけですので取り敢えずこのまま行きますが、絶対に純正アクスルシャフトにしておかないと大怪我すると思います。
ナット脱落防止のCリングもスカスカで全く役目を果たさず。流石は中華製です。

リアのブレーキローターボルトは仮組みのままでロックタイトを塗っておりませんでした。危ない危ない。

アクスル、ピポット、ステム、ライザー、ローター、キャリパーなど車体全体を隈なくチェックしました。あと行うとすれば、デジタルスピードメーターの設定とFCRキャブレターの微調整くらいでしょうか。ようやく完成という事になります。

週末、関東は雪みたいです。お天気だけが心配です。

※本日最後のリジカラとサスペンション3セットを発送させて頂きました。伝票を店に忘れてしまいお知らせ番号をお伝えする事が出来ませんが、明日には届くと思います。宜しくお願い致します。
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