2022.02.05 Sat
TC88 FXRP ハーネス引き直し②〜ハンドル回り。

当店の「虎の子」高年式FXR用の純正メインハーネス一式、最後の1セットです。

ハーネスを引き直す際一旦全てをカットする為、現時点での色コードをノートにメモっておきます。これをしておかないと後で大変な目に遭います。

色分けされているだけまだマシ、と思うようにします、、

まずはハーネスの突端、ハンドルスイッチ回りから作業を始めます。JIMS 131"と同じようにブレーキスイッチの配線を引き出します。


今回はハンドルスイッチのハーネスカバー毎やり直す事にしました。兎に角綺麗な配線、を渇望されておりますので。

現行H-Dのようにメッシュナイロンチューブに交換。そのままでは切断面の末端から解けてくるので、布テープで巻いてからタイラップでキツく縛ります。当然スイッチボックスの内部で完結するよう最短位置で作業するので滅法やり辛い訳です。

で、こちらもJIMS FXRと同じようにスイッチボックスカバーをセットして回り止め。

ブレーキマスターは純正からニッシンラジアルマスターに交換。

右側は完成。

左側も同じように処理します。


ハンドル回りだけ完成。しかしこれだけでもかなりパリッとします。ダイナ用のツインメーターをどう配線に紛れ込ませるのかは現時点では未定で、まぁここも悩みどころ。
ストックの配線然と仕上げる事は簡単そうに見えますが、実は一番手間が掛かったりします。

BAKERの油圧クラッチカバーを装着するのでまずはミッションオイルをドレン。汚れていたので交換するには良いタイミング。

この車両のT/Mはエボケースですが、BAKERのOD6が既にインストールされてます。

で油圧カバーをセット。

油圧クラッチホースのバンジョーボルトがマフラーステーに干渉します。なのでボルトヘッドを小さく加工。

まぁ他にも様々難点があり苦労しそうな雰囲気ですが、ひとつづつでもクリアしていかないと完成は見えてきません。非常に地味でブログ映えしない作業ですが、配線は大事な作業ですので手を抜かずしっかり仕上げていきたいと思います。

オマケの画像は此方↓
TERUに任せていたGS550のキャブレターが戻りました。何をどうしたかの説明は面倒なので割愛しますが、旧車のキャブレターはTERUの方が間違いなくベテランです。
FXRの配線作業で壁にぶち当たったら、箸休めに作業したいと思います。

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