2022.01.20 Thu
'87y FXRT〜キャブレター交換。


エンジンを始動しようと試みるもののバッテリーは12.4V。この電圧でスターターソレノイド別体式のFXRを始動する事は出来ません。車両を保管している倉庫はかなり底冷えしますが、2日間程放置しただけで始動出来なくなるのは困ったものです。始動時ヘッドライトが常時ONというのも間違いなく足を引っ張っています。

何はともあれバッテリーを充電。最近新品交換したバッテリーだとお聞きしておりますが、H-D純正ではないので100%信頼する事は出来ません。

DYNA2000iには診断機能を備えたLEDが装着されてます。それを目視出来るようにしたいので透明なタイマーカバーを使います。生憎売れ残っているのはXL用の縦穴用しかありません。

ま、サービスですのでこれで我慢を。笑

なんとかエンジンを始動しました。キャブレターと点火が新しくなって良くなりました。動画はインスタをご参考にして下さい。

倉庫が寒過ぎるので車両を店内へ移動。実際今日も雪が降っていました、、桑名はもう”雪国”と呼んでも良いのではないでしょうかねぇ。
プライマリーオイルを入れてプライマリーチェーンをチェック、クラッチを調整。久しぶりに初期エボのクラッチを操作しましたが重過ぎて乗っていられません。初期エボ用のVPクラッチを入れてみたいです。

配電盤回りは接点復活剤で処理。配線は砂埃を拭うと綺麗なものでした。

点火の配線はバッテリーとオイルバックの隙間を通すのが純正準拠ですが、トラブルが起きた際、交換のし易さを考えここ最近はリアフェンダーの上を通す事が多いです。これだと点火ユニットが壊れても直ぐに交換出来ます。(※但しギボシ端子は緩むと危険なので敢えてカシメパイプジョイントで結線)
あとハーネスはギリギリの長さにしてしまうのではなく、右側サイドカバー内部で10cm程弛ませた感じの長さにしてあります。これも後々の作業のやり易さを考慮しています。

これ何だかお分かりでしょうか?ロアステムの下側にセットされたフロント側エアサスペンションのユニットです。FXRS-SPでエアサスのユニットを見た事がある方は多いと思いますが、FXRT専用のユニットを見た事がある方は少ないんじゃないかと思います。
このユニットの丁度裏側にタイヤのエアバルブが装着されており、そこからエアーを充填します。

一晩バッテリーをフル充電します。それで明日も電圧が上がっていないようならバッテリーがアウトです。

あともう一息で完成です。

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