2008.02.21 Thu
NEXT IS。
なかなかどうしてひとりでは回りきらない状況で皆様にはご迷惑をお掛けして申し訳御座いません。
不定期にはなりますが、AIRSPORT日沖氏にも作業を手伝って頂く事にしましたのでもう少し作業は捗るかと思います。今しばらくお時間を頂ければ幸いです。
さて、そんな中で友人が中古のFLHを購入してきました。
年式は2001年モデルのFLHキャブ仕様。
キャブ、マフラーまでフルストックで程度の良い車両です。
距離は3万キロほど乗っていますからカム・テンショナーは交換時期に入っています。
SE1550ccボアアップキットを所有しているとの事なので交換序でに組み込む事になりました。
マルマスでは今までにSE1550cc、SE1550cc+SEヘッドを多数組み上げてきましたが、今回はS&Sで組みます。
シリンダーとピストンはSE。ヘッドはS&Sスーパーストック+S&Sカム+S&Sアジャスタブルプッシュロッドとします。勿論カムギアドライブも組み込みます。
カムは一応510Gを勧めていますが、オーナー自ら選択するというので解答待ちです。
ボルトイン・カムとはいえヘッドを交換すると全く異なるフィールになります。ストリートでの一般使用を前提とすると、カムのプロフィールは抑えてパワーバンドを比較的低回転に保ち、ヘッドのフローで怒濤のトルクを稼ぐ、という方向がベストだと思います。
追い越し加速時、80~140Km/hあたりが速ければ誰が乗ってもストレス無く"速いな"と感じる事ができます。勿論過激なカムで更なる高回転域を使用するエンジンも作れますが、エンジン寿命も短く(O/Hサイクルが短い、という意味です)、何より街乗りで疲れてしまうので楽しくないエンジンになってしまします。
点火はキャブレター車での使用率が高く比較的セッティングの出し易いTwin-Tec、キャブレターは定番のFCR41φ、排気をクライムハイヤーで抜くといった内容です。
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