2022.01.05 Wed
'79y GS550 キャブレター再調整。
エンジンに関して言えばヘッドフルオーバーホール+オーバーサイズピストンで組み直せばほとんどの場合マトモになりますが、キャブレターは内部のジェット類を交換しても、キャブレターボディそのものが駄目になっている場合が多く、それを修理するのは想像するよりも大変だったりします。

何かの拍子に1番と4番キャブボディからオーバーフローするのでもう一度全部を見直します。

パイロットジェットとメインジェットを交換しました。フロートバルブもバルブシートを外してみて綿棒でバリが無いかチェック。

ニードルジェットはストックのままでしたが、ここも痩せていると思いますので交換。古いキャブレターは往々にして濃く、リッチに出る事が多いのですが、このキャブレターもやはり濃く出ます。クリップ位置は走らせないと分からないので取り敢えずC3。


GSは負圧式燃料コックを採用しているのですが、コックOFFの位置がありません。よって負圧バルブが駄目になってくると自然にガソリンがキャブレターに流れ込んでしまう訳です。コックは"オン"と"リザーブ"、それに自然落下させる為の"プライマリー"という3種類のコック位置があります。

暖かくなるまでには完成させたいところですが、、どうでしょうか。

S&S V111を搭載したBP 87 FXRは不足していた資料があったので手直しして撮影。以前に比べると公認取得がかなり厳しくなっており、用意するデータにも細かな指示が付随致します。全て手直ししなければ、当然ですが書類審査は通りません。

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