2021.11.29 Mon
'79y GS550 トップエンド分解再び。

XL1200はヘッドボルト待ち。木曜日にはH-Dディーラーさんに届くようです。

車両を入れ替える序でに倉庫を掃き掃除。此方のケニーボイスフレームTC-FXRも年内に火を入れたいのですが、、頑張ります。

JIMS131 TC-FXRとCBR600RRは出ていくので少し倉庫に空きが出そうです。とはいえ入庫すら出来ていない車両が沢山ありますのでクイック作業を除く新規の作業は、なかなか出来ないと思います。

廃棄処分するタイヤが表に10本以上ありました。このまま年を越したくはなかったのでタイヤ業者さんに来て頂いて引き上げて貰いました。廃タイヤの処分は一本200円で請け負って頂いております。

そうこうしていると郵便で荷物が。英国に注文してあったGS550用のO/Sピストンがようやく届きました。


ピストンリングのパッケージが見当たらなかったので、もしかして入れ忘れか?と焦りましたが、なんとピストンにセットしてありました。こんな事は初めてです。笑

右側が今回入手したピストンで、左側がスズキ純正デッドストック。オイルリング幅があからさまに違うのが一見してお分かりになるかと。現代的なピストンリングを使用しており信頼度は高そうです。当然ながらMADE IN UKとなります。

ここで暫く空いてしまったBP87FXRを作業。相変わらずウインカーに翻弄されております。同業者様に意見を聞いたりしてイロイロあの手この手を行っているのですが一向に点滅せず。

LED化で電圧消費が減っているので既存の電球ウインカーを潜り込ませて電圧を消費させてみます。しかしそれでも点灯するだけで点滅はしません。

アクティヴ製リアLEDナンバー付属の抵抗を入れてみても駄目で、バットランドのイコライザーを入れても駄目。何をやっても全く点滅せず、、

あと手を入れていないのはこのフロントウインカーだけなのですが、、
先日作業した'92y FXRSのLEDウインカーは同じようなタイプのD/S製でしたが、それには年式に応じて2種類ウインカーがありました。このLEDウインカーが何年式のモデルに対応しているのかどうかさえ分かりませんし、そもそも抵抗の有る無しも知りません。
電球タイプのウインカーに戻してくれれば一発で解決するのですが、当店で用意した部品ではないのでなかなか難しい訳です。うーーーーーーん、参った。そもそも全てが年式マッチングではないですしねぇ。

FXRが滞ってしまったので気分を変えます。頭に血が上って作業してもロクな事はありませんから。
組んであるGS550からシリンダーを抜き取ります。

一度組み直しているのでサクサク進めます。



カムを外した状態、つまりはバルブが完全に閉じているであろう状況でリークテストしてみたかったのですが、やってみたところ4気筒共にLOWという結果が。先日エンジンが組み上がった状態では全てHIGHだったのですが。カムカバーを外した状態だとケース側の内圧が抜けてしまうのでしょうかね?何分DOHCエンジンは勉強不足です。
あと3番のエキゾーストはエアーが抜けています。バルブフェイスが曲がってしまっているのかもしれません。




シリンダーとピストンが外れました。ここまで作業して一時間強。慣れればハーレーのOHVと同じ位のスピードで分解出来ますね。


GSはこれで一息。シリンダーボーリングが上がるまで眠らせます。

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