2021.11.13 Sat
'92y FXRS / '13y FXDB / '71y W1SA。
IGコイルがパンクした経験は今まで皆無なのですが、どうやら古そうなEキャブレターの調子が悪そうです。ミクスチャースクリューのところにガタがありましたし、1/8回転させるだけでも雰囲気が変わっていた為、キャブは相当に怪しいと思います。しかし2次エアーは止まったし、今日のところは走りに問題が無いので取り敢えず様子を見て頂く事にしました。

お次は'13y FXDBダイナです。サンダーマックスへの交換です。

クイックの作業でサンダーマックスを交換してセッティングまで行うのはなかなかどうして大変なのですが、まぁなんとか完成しました。比較的新しい車両で、ECMも2コネクターの小型のものでしたので慣れない作業で少し梃子摺りました。
これで本日のノルマを無事達成。

そうこうしていると待ちに待ったGS550のシートが到着。今回は数ヶ月待ちました。何処の外注様も多忙のようですので仕方ないです。

今回は純正と同じような雰囲気の熱圧着によるステッチを再現して頂いたのですが、いつもながら素晴らしい仕上がりです。CBやW1も同じ外注様にお願いしておりますが、どれだけ時間がかかるとしても是非ともご依頼したいクオリティです。


夜になって時間が空いたので、明日の作業の”前倒し”。W1SAです。

これが本日届いたスピードメーターギア。国産品ですので加工精度は高いです。このギアがフロントドラムの内部に装着されている訳ですが、交換を考えておりましたが実はメーターケーブルのワイヤーが内部で切断しただけだったというオチで、、予めストックしていたメーターケーブルに交換して修理が完了。。

で、中古で手配していたW3のセンタースタンドも届きました。スタンド本体は元々付いていたものがあったので、シャフトとスプリングが欲しかっただけなのですが。

センタースタンドシャフトは車体左側から差し込むだけなのですが、サイレンサーが邪魔をするので外して作業します。

センタースタンドを装着するのは簡単ですが、スプリングをセットするのは骨が折れました。

さて、これで全ての作業を一応終えました。車体を真っ直ぐにした状態でわざと燃料コックをONのままにして、一晩放置してオーバーフローしないかを確認します。
油面を若干下げればキックスタンドでのオーバーフローは減る筈ですが、オーバーフローするから油面を規定値より下げる、というのは本末転倒で腑に落ちません。車体を真っ直ぐ立てた状態で保管、停車をすれば取り敢えず問題無いのはここ数日で確認していますので、明日まで様子を見たいと思います。

夏の間はスパークプラグは5番で走らせておりましたが、思うところあって今は6番に戻しました。旧車は気候や走り方に応じてプラグの熱価を変えると更に調子が良いかと思います。

しかし1日にクイックの作業2台というのはちょっと考えモノですねぇ、、
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