2021.11.05 Fri
T-man SE124RX FXDBI 納車。
本日はオーナーさん立ち合いのもと作業を行い、完成後の試運転を行って頂いた訳ですが、結果から言えば”メカノイズ”の原因究明には至りませんでした。当方の知りうる知識と、新たなSSTも導入して臨んだ今回のリカバリー作業ですが、残念ながらオーナーさんの期待には答えられませんでした。誠に申し訳御座いません。
聴診器で聞いて個々の部位では特に異音が出ている様子はあまり無いのですが、どこから発せられているメカノイズなのかすら分からない、というのは全く以って理解が出来ていません。
もう少し自分に経験値と知恵が備わっておれば、と思いますが、現時点では無理でした。

今回タペットはクリアランスを詰めたし、カムサポートプレートからの油圧も問題ありませんでした。
カム自体に問題は無かったものの、カムのリフト量なのか、バルブスプリングなのか、それとも圧縮比なのか?エンジンには全く関係が無くて1次ドライブ所以の干渉音なのか、、それらが複合的に合わさっているのか?など思案を巡らせるところではありますが、原因は未だ”闇の中”です。
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