2021.08.23 Mon
BP 87 FXR 車体仕上げ。

リアは取り敢えずリザーバータンクレス。

取り回しはこんな感じ。

クラッチが切れない(正確には切れ幅が足りていない)原因はクラッチバスケットやケーブルではなく、クラッチレバーが原因だと分かりました。比べてみるとレバー比が10mm近く違います。これじゃ切れ幅が少ない訳です。

で、エボの昔ながらのクラッチレバーとホルダに交換。あっさり切れるようになりました。文章で書くとあっという間ですが、ここまで辿り着くのに無駄に時間を費やしています。

T/MトップカバーやサイドカバーのペーパーガスケットをMLSに交換しておきます。

普通エボでもツインカムでもトップカバー単体で外す事が出来ますが、BAKERの場合格好良いカバーがスターターに干渉するので外す事が出来ません。よってスターターの取付ボルトを外してスターターをズラしてからトップカバーを脱着します。まぁトップカバーを外す事はほとんど無いのでこれで良いのですが、整備性は低いです。

右サイド完了。

続いてプライマリー側。ほとんどのFXRの場合、シフターチューブがインスペクションホールに干渉しています。よってインスペクションカバーが取り付け難い。

その場合、シフターチューブに逃し加工を施せば良いです。

で、ピッタリフィット。

TAIWANクオリティの長いシフターシャフトに合わせ、ステンレスカラーを製作してシフターアームをオフセットさせました。シフト時、違和感は感じないと思います。
但し純正に比べてシャフト径がマイナスしているのでガタが大きく、社外品はお勧め出来ません。


これでほぼ車体は完成。あとは配線を行えば”火入れ”なのですが、最後の最後で右側ステップのボルトがボッキリ折れるという、、、パーツの予備はもう無いし、厄介な箇所で折れました。折れたボルトが抜けないと一大事です。

ココロも折れたので今日は此処まで。

明日は配線を行います。スムーズに進めばクランキングしてオイルを回せるかと思います。
