2021.08.09 Mon
'85y RG400Γ〜ガソリンタンク組み立て。
TC88には初期の16Φと後期の19Φピポットシャフトが存在しています。これがどの年式から変わったのか、またFLHとFLHRで違っているのか等、各年式、モデル毎に全て検証した訳ではないので分かりません。
今回は2005yのFLHという事で伺っておりましたが、16Φではなく19Φだったようです。なおTC96の6速T/Mになってからは全て19Φになっていると思います。
ボンネビルSPLスイングアームのオーダー時には、業者様の場合は事前に必ず寸法指示を頂くようお願いしておりますが、個人様の場合、何度もバラして寸法を計測して頂く事が難しい為、今回のように後でカラー調整する、という事は頻繁ではないにせよ今までもありました。

さて、ガソリンタンク内部のコーティングも終了したので、RG400のガソリンタンクを組んでおきます。

燃料計のフロートユニットと燃料コックをタンクに装着します。燃料コックをタンクの中央にマウントにする為、リンクを使って凝りに凝った作りとなっています。今じゃ考えられない手間とコストの掛けようです。

で、まずはタンクの裏側を綺麗にします。

タンクの裏側がここまで艶が残っている、というはなかなか無いかと思いますね。

続いて表側。裏側には検品チェックした際のハンコが、表にはご覧のコーションデカールが綺麗に残っています。

清掃して拭きあげました。細かなコンパウンドで更に磨けば、衣服などで擦れたような浅い擦り傷も消えると思います。

車体にセットしてみました。

ガンマ400/500のガソリンタンクは、タンク後ろ側、丁度シートの前あたりで引っ掛けるような形状になっており、前側はワンタッチロックになっています。丁度シートを施錠+解除するのと同様に、ガソリンタンクすら鍵を使ってワンタッチで外す事が可能です。これは3番、4番シリンダーのスパークプラグを脱着する際の利便性を高める為の構造じゃないかと思いますが、まぁ何しろお金が掛かった構造になっており、妥協が一切無い。この時代の車両はどれも凄いですよねぇ。

明日は予定通り県外登録へ出掛けますので留守になる時間が御座います。明後日も終日外注作業で出掛けます。12日、13日が通常営業となりますので宜しくお願い致します。

#suzuki #RG250 #RG400 #RG500 #forsale
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