2021.05.31 Mon
'83y RG250Γ ブレーキ回りのチェック。

日差しも強く気温も上がりました。当然油温も上がる為、W1はソリッドタペットなのでタペット音は寒い時期に比べると若干出ます。しかしながらタペット調整するようなレベルではありませんので早め早めのエンジンオイル交換で暑くなる時期を乗り切ります。

まぁ毎度ながら調子は頗る良いです。半世紀前の単車でも正しくメンテナンスを行い適切に乗っていれば、全く問題なく走る、という事だと思います。

多くの車両が部品待ちで作業がストップしています。昨今のコロナ渦の影響で、特に海外からの部品手配はB/Oになるともはや絶望的です。在庫のある代替部品を入手するしかありません。
で、あとはブレーキさえ修理すれば走らせる事が出来るガンマ250なのですが、まぁ”旧車アルアル”とでも言うべきブレーキを引きずっています。フルードはまだ見ていなかったのでチェックをしてみましょう。
取り敢えずフルードは”液体のまま”残っておりキャリパー側からフルードを抜くことは出来ました。

キャリパーはこの有様、、パッドピンは錆びて固着しており抜けません。

キャリパーやマスターを分解する前に新しいフルードを入れ、まずはマスター側からだけエア抜きを行いフルードを循環させます。


ブレーキレバーを使って20分程エア抜きを行うと、エアーは完全に抜けてフルードは攪拌されご覧のように汚れで濁りました。長期不動車の場合、まずはこの方法でブレーキホース内部の汚れを落とします。※ブレーキマスターが正常に機能している場合に限ります。

ブレーキキャリパーをローターから外したままブレーキを握ってみましたが、ピストンは微動だにせず、、油圧の力を使っても動かないようなキャリパーはどのみち駄目なので修理は不可能です。

キャリパーは鉄屑行き。悪名高きアンチノーズダイブの配管も撤去しました。オーナーさんが入手している筈の後期ガンマの純正キャリパーを待つ事にします。


リアブレーキも思いっきり固着していたので撤去。分解するだけ時間の無駄。


取り敢えずフロント側のブレーキマスターは生きている、という事だけ分かりました、、
エンジン始動は出来るので動画を撮れば良かったなぁ。。

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