2021.05.29 Sat
全てが上手くいかない土曜日。
GW前後にも赤いFXRSのレギュレターとバッテリーを交換させて頂きましたが、全く同じ症状ではないかと思います。
多分レギュレターが先に壊れて、その次にバッテリーが駄目になるんじゃないかと思うのですが、どちらも部品が高価ですので手痛い修理費となります。
そんな訳で883Lは納車を一週間先延ばしして頂き、クイックでCB750FⅡの作業を開始。

プラグが真っ黒にカブってしまいエンジン始動も困難極まりない、という事でキャブレターを再度調整。

ニードルクリップ位置を勘違いしており、C2のつもりがC4でした。クリップ位置だけC2に変更し、メインジェットは本日届かなかった為そのままデフォルトの#112としました。
他にも何故か前回調整した油面が狂っておりましたのでフロート位置を再調整。フロートの左右ですら高さが変わっていたりとちょっと意味が分かりません。

最後に同調を取って取り敢えずは終了。


一走りしてきて頂きましたが、スパークプラグの焼け色はとても良いにも関わらず、乗り味が満足しない様子。しかし、何よりポイント点火の車両だし、キャブレターも古いし、70年代の旧車は80年代以降の車両とは全てが違います。まずは社外のマフラーを一旦純正に戻してみて、それで走ってみよう、という事になりました。
あーでもない、こーでもない、と話をしていると1番キャブからガソリンがオーバーフロー、、、、止まらない程。
フロートバルブとホルダは新品に交換している為、考えられるとすればフロートそのもの。純正は廃盤ですが、アフターパーツを見つけた為まずはフロートを交換してみます。
そんな訳で急遽預かりになりました。。まぁ旧車だからイロイロある訳です。新品のキャブレターさえ手に入れる事が出来ればこんな苦労は無いのですが。

続いては'87y FXR。エキセントリックシャフトを逆から突っ込んでしか確認しておりませんでしたが、正規のドライブベルト側からセットしてみるとリアショックのロアマウントには干渉しませんでした。当方の確認不足でした、スミマセン。

6ミリ厚のボス付スプロケットスペーサーは速攻で届きました。非常に助かります。

ズバリの寸法公差で仕上げて頂いたので超タイトフィット。ホイールのボス部分なのでこれ位の精度じゃないと駄目だと思います。

バッチリチェーンラインは出たのでチェーンを張ります。120リンクをカットして装着します。


ここでも問題発生。エキセントリックのアクスルシャフトは10mmしか引きシロがありません。チェーンをベストな長さにしても弛んでしまいます。逆にチェーンを一コマ詰めると15-20mm短くなるので今度は足りないんじゃないかという有様。

イチかバチかでチェーンを1コマ詰めてみたのですが、1.5〜2.0mm足りずにチェーンが届きませんでした、、
辞めときゃ良かったと思っても既に後の祭り、、スプロケの歯数を変えてエキセントリックシャフトの引き幅に合わせる感じになるかと思います。

そんな訳で、今日の作業は全て”無駄”に終わったというお話しでした。
| Metric Bikes (JAPAN) | 22:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑