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MARUMASU Motorcycle Lounge.

2006 - 2021 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : マルマスモーターサイクルラウンジ 【ハーレーダビッドソン及び国産絶版旧車の整備/修理全般】

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"black parade 87 FXR project" ハンドコントロール等作業。

午前中は土砂降りの雨でした。

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作業手順の進め方から、北海道から戻った7月より作業を再開するつもりだったのですが、前記したとおり北海道の緊急事態宣言が6月20日まで延長されました。よって取り敢えず20日までは様子を見るという事で、一旦渡航はキャンセルしました。
此方のFXRに関しましても前倒し出来る箇所を進めたいと思います。

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まずは社外のメインハーネスを車体に這わせて長さや位置関係に問題が無いか確認。

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TC用のハンドルスイッチを流用したい、という事なのでウインカーはキャンセラーを内蔵した純正モジュールを使う事になります。幸いこのハーネスは後期のFXR用だと思うのでモジュール用のカプラーもセットされています。
ハーネスは全体的に余裕を持たせた感じに作られていますが、まぁなんとかそのままいけそうな雰囲気です。

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車体の細々とした部品も組み上げ足りないボルトやナットを把握します。この車両は純正ボルトは”全て無い”のでボルト箱の中古ボルトが頼りとなります。

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1次ドライブを組んでしまうと極端に整備性が落ちる為、このタイミングでキックスタンドのストッパーや、最も重要なボディアースの配線を装着しておきましょう。

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"パウダーコーティングカトー"さんのパウダーコートは美しく均一なのですが、屈強に塗布されておりますのでなかなかアースが落ちません。アースポイントのペイントを削るのは基本中の基本ですが、エアリューターを使ってしっかり塗膜を削り取っておきます。

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丁度良いタイミングでI.S.A.様からリアのスプロケットが戻って参りました。センターボス径、実は当方の指示通りに加工されていたのですが、1/100mm小さかっただけでした。I.S.A.さんのマシニングの精度が正確過ぎた故のトラブルだったようです。
H-Dのホイールボス側の加工精度が低過ぎるので、ここは3/100mm+公差で削って頂き、ご覧のとおりバッチリ。
しかし、3/100mmだけ削る、というのも凄い世界ですねー。

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スプロケットボルトも当然ありません。で、ウチに在庫していたダイヤモンドE/Gの12ポイントを使用しましたが、分厚いカラーだけ他の車両で使ってしまったので有りません。ここは面圧を出す為に必ず必要なところですので手配しないといけません。

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リアのアクスルシャフトはアメリカ製の素晴らしく高価そうなステンレス削り出しのものをご用意して頂いておりました。

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がしかし。他の年式のFLH用だと思われシャフト長が全く合わず、、もしこれを加工するにしてもこの商品を買うよりも高くなると思います。。これは駄目そう。

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あとFXR用に加工が施されたTC88 FLH用純正スイングアームですが、アクスルシャフトのエキセントリック部分がリアショック・ロアマウントに干渉してしまい全周回す事ができません。チェーンが上手い具合の長さに張れれば良いのですが、エキセントリックの角度に合わせる、という本末転倒な事だけは避けたいです。「流石はMADE IN USA」。

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リアスプロケットスペーサー無しでまずはチェーンラインを見てみます。

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最低でも5mmはオフセットさせたいところ。

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実はフロントのドライブスプロケットには5.25mm?のスプロケットスペーサーが付属していました。
しかし、まっ平でホイールボス部分の凸が無い為、ウイリーするような荒い使い方をするには危険です。よってこのスペーサーは却下。スチール製のRスプロケットやホイールスペーサーはボルトの”喰い”が悪いような気がするので、個人的にはアルミ製のものしか使わない事にしています(あくまで個人的な主観ですので気にしないで下さい)。

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で、アルミ削り出しのボス付スプロケットスペーサーを発注。

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お次はハンドコントロール。TC用の小マシなハンドルスイッチをガラクタ箱から探します。

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どれも中古ですので傷や擦れがあるのは致し方ないと思うのですが、出来るだけ綺麗なものを選んで必要に応じて交換しました。ハンドルスイッチはいつも目に入る部分ですから気になりますからね。

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ハンドルスイッチの配線はハンドルバー中通しで、というリクエスト。で、通しました。
ハンドルバーは初めからパウダーコートが施された商品ですが、ご用意頂いたスロットルホルダーを装着するとパウダーコートの厚みのせいで回せないという、、、こんなもんなんでしょうかね?今時のアメリカ製パーツの事はあまり詳しくないので正直分かりません。

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ボトムをほぼ仕上げてからエンジントップエンドに進むのが常なのですが、、さてさてここからどう進めましょうかねぇ。

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※明日28日、好天のようであればテスト走行する車両がある為留守になる時間が御座います。予めご了承下さい。
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