2021.05.15 Sat
多忙な土曜日。

キャブのメイン、インターミディ共にジェッティングを絞りました。

続いてRG400ガンマ。どうしても金具の点錆が気になり、我慢出来ずに外してしまいました、、

外装を装着してしまえば見えなくなるようなものばかりなんですが、、見えないところこそ綺麗にしたくなるのが当方の性癖。笑 パウダーコートを施します。

そうこうしていると1200XLHのお客様が到着。非常に珍しい90周年記念車。4速フレーム最終の5速エンジン、1993年モデルです。

年式を考慮すれば外観は十分綺麗なものなのですが、やはり熱のかかるエンジンは年式相応。シリンダーやヘッドに施された純正のブラックペイントは剥がれて白っぽくなっていますし、クリア仕上げのロッカーカバーはクリアの内部にまで腐食が目立ちます。しかし、この年代の車両では”致し方無い”のもまた事実。





ご依頼されたのはトップエンドのO/Hと外観的な美観を上げる為のパウダーコーティング。トップエンドは一度開けてみないと内部をどこまでやる必要があるのかは分かりませんが、少なくとも現状でシリンダーベースからオイルがリークしています。6月中は当方が留守になりますので、7月より着手させて頂く予定です。本日はご来店誠に有難う御座いました。

続いては此方も数ヶ月入庫をお待ち頂いておりました'03y FXDXです。

倉庫の奥に仕舞っておく事になるので速攻作業に入ります。

主な作業はフロントサスペンションのMEチューン+MEメンテナンス+インナーチューブMEチタンコート、あとは細々した部品のパウダーコートです。車体側もVPクラッチやスターター回りなどを作業させて頂きます。取り敢えずサスペンションが仕上がってくるまでの約1.5ヶ月間は、ただ車両を保管するだけになります。
入庫車両が一台も納車されていないような状況下ですので、このDXを倉庫に押し込むのは結構苦労しました。

偶然にも'03y FXDXがもう一台。”ボンネビルSPLエキゾースト”への交換とキャブレターの調整をさせて頂きます。此方もまた7月からの作業になりますが、宜しくお願い致します。途中雨が降る中ご来店頂き、誠に有難う御座いました。

で、作業はFXDに戻り、点火を新しいものに交換してみましたが一向に症状が改善せず。IGコイルも疑わしいので合わせてイロイロ検証したものの、本日は諦めました。
多分DYNA-2000i+H-D純正IGコイルに交換すれば一発で直ると思うのですが、なにせお金を掛けられないので非常に難しい作業になってしまっております。長い目で見ればデジタルにアップデートしておくことが結局安上がりだとは分かっているのですがねぇ、、

そんな具合で本日も終了。ご来店頂いた皆様には感謝致します。
