2021.05.12 Wed
'85y RG400Γエンジン始動までの道のり〜其の壱。


相変わらず絶好調ですが、スピードメーターが動かず。ブレーキドラム内部のメーターギアが壊れているか、もしくはメーターケーブルが切れているだけだと思います。また時間をみて直します。

で、店に戻ってガンマ400の作業に入ります。まずは積もりに積もった埃を落とす為外装を外します。

車載工具も付属。錆は一切ありません。



まぁ凄まじいの一言、、

外装が全て外れました。

まずはガソリンスチームで一掃。大凡汚れは落ちましたが、まだ埃が残っています。



アルミフレームはとても綺麗で点錆すらありません。思ったとおり程度極上の車両のようです。

チャンバーも錆無し。


ざっくりと磨きました。指が痛くなってきたのでちょっと他の作業を行います。

ブレーキは積車から下ろす際でも効いておりました。フルードこそ劣化はしていますが、10年間不動だった事を考えれば奇跡的な状況です。どんな車両でもまず99%ブレーキ廻りはO/Hが必要なのですが、この車両の保管状況が如何に良かったかを物語っているかと思います。

そんな訳でフロントはフルードを入れ替えるだけでOKでした。ペイントの剥がれたマスターシリンダーの蓋は後日新品に交換します。

流石にリアブレーキはダメだろうと思いきや問題無し。フルードを完全交換して終了。得した気分です。

当初スロットルが固着していましたが、キャブレターのスライドバルブをドライバーで持ち上げたら動きました。キャブレターボアに直接潤滑剤をスプレーして、しばらくスロットルのON/OFFを繰り返したら直りました。
2ストロークですから混合気と一緒にオイルもスプレーされる訳ですので、長い時間放置するとキャブはオイル分で固着するのだと思います。

再度徹底的に磨きます。

此処も、

其処も、




フロントのサスペンションやキャリパーは後程分解してクリーニングします。



スパークプラグを外してキックでのクランキングを行いました。
2ストロークオイルとクーラントも見たところ綺麗だし、問題が無さそうな感じです。

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