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MARUMASU Motorcycle Lounge.

2006 - 2021 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

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'12y FXDB / '94y FXD / '21y FXLRS / '98y FXD。

重なる時は重なる訳で。今日は4台の車両の作業でした。

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本日レッカーで入庫したのが'94y FXD。点火かキャブがオカシイという事です。

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同時に大阪から103cu"にボアアップしたFXDBのお客さんも到着したのでまずは此方から。O/Hが完了し”スクーデリア・オクムラ”さんから届いていたODCのリアショックに戻し、T/Mオイルを交換させて頂きました。

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1600km程走行して頂いてナラシは既に終わっております。本日このまま”ブルズアイ”様に持ち込んで頂き、ダイノジェット・パワービジョンの本セッティング”フルパワーチューニング”を行って頂きます。

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で、'94y FXD。キャブを分解してみましたが問題無し。スパークをチェックしたところ何だか前後の点火タイミングが狂っている感じがしました。これはDYNA-Sのトラブルではないかと思い点火ユニットを交換。あっさり症状は改善しました。

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エアクリーナーエレメントがグサグサに腐っていたので新品に交換。エアクリーナーカバーも黒いパウダーのものが倉庫に転がっていたので交換しました。修理は完了したので今日そのまま乗って帰って貰うつもりでしたが、なんと車検が切れてます、、、そんな訳で急遽預かりになりました。涙

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まだまだ作業入庫は続くので、無理矢理倉庫に8台押し込みました。ハーレーだと6台入れるのが限界ですが、国産車が半分を占めているのでこの台数が入りました。

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お次は'21y FXLRS。600キロ走行して2度目のエンジンオイル交換です。

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スラッジも皆無ですしエンジンオイルも新品同様。オイルを300km毎に交換する事が勿体ないような気もします。M8はエンジンオイルが約4.3-4.5L入る”大喰い”ですので、オイル交換代もバカになりませんよねぇ。

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で、明日桑名は雨の予報ですので1日前倒しして'98y FXDも入庫して頂きました。

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走行距離は既に10万キロを突破しており、主だったメンテナンスがほとんどされていないような車両です。パッと見ただけでもFフォークオイルはダダ漏れでキャリパーが濡れており危ない感じですし、リアショックは完全に抜けており、ノーマルサスペンションにも関わらず車高が思いっきり下がっています。

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車体を突き上げる振動が酷くて乗ってられない、との事で修理のご依頼を受けました。エンジンマウントを新車から一度も交換していない、という事でしたのでまぁマウントじゃないかとは思っていたのですが。。
シャシーを覗くと有り得ない光景が、、クランクケースがフレームダウンチューブブレースの上に”乗って”ます、、、、、これじゃリジットエンジンな訳で、そりゃ振動がダイレクトに伝わる訳です。笑

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まずはフロント側のエンジンマウントを交換します。劣化したしたマウントはエンジン位置が落ちてしまったまま硬化しており、エンジンを持ち上げようとすると車体毎持ち上がってしまいます。作業はちょっと危ない感じでした。

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フロントのエンジンマウントは落ちていますが、なにより車体後方に向かって引っ張られていました。5~10ミリ後ろにエンジンが下がっていたようです。理由は簡単で、リアの駆動力にエンジンとT/Mは常に引っ張られている為、劣化したエンジンマウントでは元の位置に戻らなかったようです。

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そこで、試しにリアのエンジンマウントは古いまま、取付ボルトを緩めエンジンとT/Mをフリーにしてみました。

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すると後方に引っ張られていたフロント側の新品エンジンマウントは適正な位置に戻り、エンジンとT/Mも前方に移動しました。画像のようにエンジンとフレームの間に正しいクリアランスが生まれました。見た感じ10ミリ以上後ろに下がっていたみたいですねぇ。

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はぁー「修理は推理」な訳で。

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明日リア側のエンジンマウントも新品に交換したら修理は完了です。

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