2021.04.15 Thu
SUZUKI TS185ER / '92y TC96 FXRS-SP。


CL72は比較的小さい単車ですが、車重は150kg以上あるみたいなので大きさの割には重いです。週明けにも次のオーナー様宅へ配達させて頂きます。


TSは2ストロークのシングルという事もあり馬鹿程軽い。乾燥重量は100kg程しかないようです。

付属してきた保安部品のパッケージを確認します。

今日はTSを少し進めるので、TC96 FXRSは全てのオイルをドレンしておきましょう。

バッテリーは右側サイドカバー内部にありました。外してバッテリー液を入れます。


2ストロークですので燃やす為のエンジンオイルと、T/Mオイルの2種類を入れる事になります。エンジンオイルはR/PのHP2-Cをチョイス。まぁもっと安いオイルでも良かったのですが、少しでも焼付難いオイルの方が良いかと。T/Mオイルは普通のSAE5W-30程度指定ですのでワコーズのオイルでも入れようかと思っています。

1クォート丁度入りました。因みにこのTS、南米仕様。ガソリンはレギュラーですしオイルも安物でも十分なように作られています。

で、オーナーさんにお願いされていたハンドルバーを交換しておきます。

ハンドルライザーがインジケーター一体式のカバーに覆われているので少しだけ面倒。といっても本当に知れてますケド。

レンサルのハンドルバーに交換。ハンドルバーパッドを装着すると格好は良いのですがインジケーターが一切見えず。笑
パッドを外すのは簡単な事なので、オーナーさんに決めて貰うとしましょう。


テールランプやウインカー、ナンバープレートはストックのまま装着するととてもダサい、、ここはひと工夫して格好良いものを物色したいと思います。

表に出して雰囲気を確認。ハンドルバーを変えただけですが、随分良くなりました。


さて、ここからはFXRS。一般整備を行います。



このFXRSを製作してからもう何年かが経ちました。経年劣化、というよりは走った後の掃除が足りない事で錆びて腐食が始まっている箇所が見受けられます。このまま放置しておくともう二度と綺麗にする事が難しくなる限界まできていると思います。
高いお金と時間を費やして作った車両でも、遣れてくるとそれはもう残念な感じになるのを何台も見ています。
乗らない、乗る時間が無いにしてもガレージで磨く事、例えば今日はフロントホイールだけ、次回はリアホイール、といった具合に綺麗にする事は出来ると思います。
”単車への想い”が薄れる事があるのは理解できます。しかし、折角カスタムした車両なので常日頃から大事にして頂きたいです。
余計なアフターパーツを装着するよりも、車両を綺麗に保つ事を念頭に維持して頂ければ嬉しく思います。



”金儲け”といえばそれで終わりですけど、作っている最中はどれも苦労して仕上げた車両ばかり。オーナーさんと同様に当方も個々の単車を大事だと思っております。クリーンで調子の良い単車を長く維持出来るよう、出来うる努力はして頂きたいと切に思います。
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