FC2ブログ

MARUMASU Motorcycle Lounge.

2006 - 2021 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

2021y FXLRS M8 ローライダーS用 ボンネビルSPLエキゾースト試作Ver。

”ボンネビルスペシャルエキゾースト”のM8(ミルウォーキーエイト)バージョン、完成しました。

fxlrs_18.jpg


まずは外観的なところから。

ミルウォーキーエイトになってからのソフテイルフレーム用エキゾーストはフレームダウンチューブよりもかなり高い位置にマフラーが配置されています。よってツインカムまでの車両のようにバンクさせてマフラーが路面に擦る、というのは皆無に等しいと思われます。

バンク角確保の為かステップマウントも高い位置に固定されており、リアブレーキのトルクロッドも配置されている事からリアバンク側のパイプをフロント側に取り回すという、従来のボンネビルSPLと同様のデザインにする事は不可能でした。

fxlrs_01.jpg

よって、リアバンク側フロントパイプはカムカバー後方を通した訳ですが、フロントパイプと均等となる”V字”にしたかった為、敢えてストレート部分を形成し、どうしてもその後のアール形状がキツくなるので”エビ管”と呼ばれる輪切りパイプを溶接する方法で小さいアールで集合部分に繋いでいます。
※エビの尻尾に似ているのでエビ管と呼ばれています。

fxlrs_22.jpg

今回、コレクターと呼ばれる集合部分への接続部のみ”印籠継ぎ”ではなく”並継ぎ”にになっています。スプリングで保持する方法はこれまでのボンネビルSPLと同じです。

fxlrs_04.jpg

fxlrs_19.jpg

M8ソフテイルはリジットエンジンですので、マフラーはかなりタイトにエンジンに寄せています。

fxlrs_10.jpg

マフラーステーはお馴染みオールステンレス製でボスに丸棒とL字ブロックを溶接したタイプとなります。画像では見えませんが、上下2点でフレームから保持しています。

fxlrs_15.jpg

車体真横から見ると海外製のマフラーと同じような雰囲気ですが、どこも微妙にアールを形成しており、海外製品とは一線を画す造りになっています。これぞMADE IN SUZUKAのクオリティー。

fxlrs_05.jpg

fxlrs_08.jpg

サイレンサーは従来通りのボンネビルSPLを引き継いでおります。内部構造についても全く同じとなります。
チタン製レーザー照射エンブレムについても同様ですが、今回からSTER / MARUMASU の文字は削除しました。広く一般的に販売する為敢えてショップ名は要らないだろう、というスターM/Cさんと当店の判断です。

fxlrs_11.jpg

エキゾーストフランジ部分から印籠継ぎで脱着出来るのも従来通り。これは本当に便利ですので。

fxlrs_16.jpg

前記したように車体側にタイトに寄せておりますのでパンツなどにマフラーが当たる、という事はほぼ無いと思います。ただ、足の大きさやステップに足を置く角度によっては靴の踵が当たる可能性も御座います。よって、専用のヒートガードは別途ご用意させて頂く予定です。

fxlrs_21.jpg

fxlrs_03.jpg

2021年モデルになって追加された触媒後方のセンサーなのですが、これは従来装着されていたO2センサーとの間の排気の浄化作用を計測しているようです。エキゾーストの出口でO2が減っていれば触媒が正常に機能している、という事ですので問題無いのですが、ストレート構造のサイレンサーだと問題が生じる可能性が御座います。
また、それはメーター内部のエンジンチェックランプ点灯にも繋がる可能性がありますので現時点では何処に装着して処理をどうするか、という課題が御座います。

今回は試作バージョンですのでサイレンサー下部に並べて配置しておりますが、下側だと水気の影響も受けますので取り付け位置も含め改善の余地があります。
なお、どこの社外マフラーも、インジェクションチューンもこの部分の対策というものは現在発表されておらず、リリースを待っている状況です。
2020年までのM8モデルにはセンサーは元から有りませんので全く問題はありません。


fxlrs_17.jpg

全体像はこんな雰囲気。

fxlrs_02.jpg

fxlrs_12.jpg

屋内では分かり難いですね。屋外に出して撮影しました。

fxlrs_20.jpg

マフラーの全長は長からず短か過ぎず。サイレンサーの容量(=見た目のボリューム感)とマフラーの全長はバランスが全て、だと思います。装着する事によって実際にパワーが上がり、純正マフラーや他の社外製品に比べても極めて整備性が良い、というのがボンネビルSPLの基本設計スタンスですが、やっぱり見た目も格好良くなければいけません。

fxlrs_13.jpg

センサーの位置や処理方法はこれから検討しますが、マフラーデザインはほぼこれで決定だと思います。

fxlrs_18.jpg

なおこのM8ボンネビルSPLは北海道「スターモーターサイクル」、愛知県「ブルズアイ」、三重県「マルマスモーターサイクルラウンジ」3店舗での取り扱いとなります。価格及び納期に関しましては現在調整中となります。

「M8用ボンネビルSPLエキゾースト」は現時点ではFXLRS用のみ対応となります。他モデルへの流用に関しては追々確認してきたいと思いますのでご了承下さい。別注でも良いから装着したい!という方がいらっしゃいましたら3店舗の中では鈴鹿に一番近い当店がフォローアップさせて頂きます。お気軽にご相談下さい。



関連記事

| Bonneville SPL | 18:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT