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MARUMASU Motorcycle Lounge

2006 - 2023 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

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TC95 FXLR ボンネビルレーサーのメンテナンス。

実質今日は振替定休でした。

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昨日~一昨日で2台のFXRを納めさせて頂き、ホッとしたせいか疲労困憊気味。今日は振替で休みをとろうかと思っていたのですが、ずーーーーーっと放置したままのFXLRを整備したかったので、重い身体を引き摺って店へと向かいました。

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此方の赤いレーサーもトップエンドを組みたいトコロですが、、そんな時間はありません。

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FXLRは2014年8月にエンジンオイルを交換した記録が残っており、既に7年の月日が経っている訳です。この車両は20~25年位所有しているんじゃないでしょうか。

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エンジンオイルを交換したいので火を入れたい。スパークプラグを抜きクランキングしてみると、問題無くクランキングしました。数年間一切充電していなかった古いリチウムバッテリーのままですが、リチウムバッテリーは放電をしない事もあり何年経っても動作します。

キャブレターのフロートボウル内のガスは抜いてあったのですが、流石に最初はオーバーフロー。加速ポンプノズルも固着してガスが出ません。長期不動にするとまずキャブレターが駄目になるのは致し方無いところ。

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ガスタンク内のガソリンは"110K"というレースガスを入れたままになっていました。2012年!!!のボンネビルで入れたガスのままという事になります。しかしながらレースガスは不純物を含んでいない為普通のガソリンのように腐りません。
キャブレターを少しやり直すとあっさりエンジンは始動しました。

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暖気を終えたらエンジンオイルをドレン。ロイヤルパープルでも色が変わっていました。

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この車両のクランクケースはS&S製。ですのでケース側にもドレンボルトがあります。ケース側から抜いたオイルはドロドロした状態で、ドレンボルトのマグネットにはスラッジが大量に付着していました。ストックのケースでは完全にオイルを抜く事は不可能な為、ほとんどの車両のクランクケース内部もこうなっているんだろうなぁ~と思うとゾッとします。

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エンジンオイルを完全交換してスッキリしました。この車両は相変わらず"FOR SALE"中ですので宜しくです。

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夕方までに作業を終えたので、状態維持の為少しW1SAを走らせました。

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毎月、月初めにお参りに行く近所のお稲荷さん。今月は何かと忙しくて来れていませんでした。

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もう直ぐ春ですかね。

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明日は終日"black parade 87 FXR project"の作業日となります。
宜しくお願い致します。
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