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MARUMASU Motorcycle Lounge.

2006 - 2021 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 310-1 Nishi-bessho, Kuwana-shi, Mie 511-0851 JAPAN.

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'92y FXRS-CON FCRの調整〜納車。

'92y FXRS-CON、納車前の最後の調整です。

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今まで数えきれない程のFCRキャブレターを装着、セッティングを行って参りました。しかし、この車両に限って何故かスロットルの戻りが悪くて悩んでおりました。
スロットルケーブルの新品交換、長さの変更、取り回しの変更、注油する油種の変更、ケーブルアジャスターの微調整などなど、、イロイロ手を尽くしてみたものの、どうもいまひとつしっくりきません。

様々な検証をした結果、ハイライザーによってケーブルが長くなり、且つ上方向へスロットルケーブルが立ちあがる為、ワイヤー自体の重さでキャブレターのリンケージが引っ張られて戻り難いのではないか?というところに辿り着きました。

当店のお客様ではここまでハイライザーの車両は一台もおりません。自分がハイライザーが大嫌いな事もありますが、何かトラブルが起こった際、当店のハイエースでは積車出来ない、という問題点があるからです。

で、これを修正するにはハイライザーを辞めれば良い訳ですが(笑)、それではお客さんは納得しないので、単純にリンケージの戻りを強くすれば良いのではないかと考えました。まぁ至って単純な発想ですよね。

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このリンケージの戻りを決めるのがトーションコイルスプリングでして、BITO R&Dさんに伺ったところシングルキャブレターのハーレー用は最も柔らかい(=スロットル操作の軽い)15%というものが使われているという事でした。

ツインや4気筒用のものが専用設定されており、バネは15%/60%/100%/120%と4種類あるとの事でしたので残りの3種類を全て取り寄せしました。

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で、4発用の100%のスプリングに交換します。左側の15%とバネの線形が違っているのがお分かりになるかと思います。

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交換完了。Eキャブなんかのバタフライ式はスロットルがとても重いのですが、あそこまで苦痛に思えるような重さではありません。ロングツーリングでも支障は無いレベルです。当然ですが、リンケージはスロットルを離せばスパッと元の位置に戻ります。

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キャブレターのスライドバルブリンケージを触ってしまった為、最後にもう一度スロー系統のジェットを再調整。
此れにて全ての調整が完了しました。

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全ての作業は終了しましたが、ここからが本当の本番です。お客様の手でナラシ走行を続けて頂く事になります。
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