2021.02.26 Fri
'92y FXRS-CON 配線引き直しと火入れ。
人様が作業した配線は全く分からないので一旦全てを撤去します。
用途不明だった2本のアース線はLEDヘッドライトとLEDウインカーでした。

いつものようにバッテリートレー底部にラバーマットを設置。



エンジン始動に関係の無い配線をまずは外しておきます。

セルスターターでクランキングを行い問題無かったのでエンジンオイルをドレン。オイルは汚れていました。今までオイルを喰っていた為、1リッター程しかオイルは出てきませんでした。

メインハーネス回りもやり直し。

気になっていたのがこのブレーキホース。90度クランプでライザーに沿っていなかったし、何より大嫌いなアルミフィッティングだったのでクラッチ側に合わせて交換します。見た目はゴツイし強度的にはステンレス製に劣るので当店では使いません。
あとブレーキホースのフィッティングがハンドルバーやライザーから遠いと、もしも転倒した際にホースが地面に接触して折れるので、出来る限り車体に沿わせます。

ブレーキ、クラッチホース共にステンレスバンジョーの20°を使って自然な感じにカーブを付けました。ハンドルバーとライザーに上手い具合に沿っているので目立たないと思います。タイラップで固定しなくとも、ホース長とバンジョーの角度を工夫すれば綺麗に纏まります。

点火のハーネスも出来る限りメインハーネスに潜らせました。

クラッチケーブルも配管して、フレームバックボーンのハーネスは完了。

T/Mサイドカバー側はこんな感じに。

で、クランキングに問題が無かったので火を入れました。安全パイに見越したジェッティングが濃過ぎで、ご覧のとおりプラグが真っ黒。笑

そんな訳でメイン、スロー共に絞ります。

エンジンがフレッシュになって今までとはコンプレッションやエンジン内部の気密性が変わります。これまで走らせてきたベストと思えるセッティングでも、ほとんど合わない場合が多いです。

今日のところは2度ヒートサイクルを行いました。動画はインスタに上げています。

エンジンが冷えるのを待つ間にブレーキとクラッチにフルードを入れエア抜き。


明日は午後に'88y FXRSがリカバリー作業の為関東から陸送されてきます。
そちらの作業を進めつつ、このFXRSもヒートサイクルを繰り返す事にしたいと思っています。
- 関連記事
-
- '88y FXRS とても残念なリカバリー作業。 (2021/02/28)
- '92y FXRS-CON ヒートサイクルと仕上げ。 (2021/02/27)
- '92y FXRS-CON 配線引き直しと火入れ。 (2021/02/26)
- 部品イロイロ到着。 (2021/02/25)
- 暖かな土曜日。 (2021/02/13)