FC2ブログ

MARUMASU Motorcycle Lounge.

2006 - 2021 Specializes in Harley-Davidson / Japanese Classics Maintenance & Speed Pro Shop " The Spirit of Bonneville Salt Flats" Land Speed Racing. / 2010/2011 FIM World Speed Record : 2011/2014 AMA National Champion : 2017 Fastest EV Motorcycle in Colorado Mile Race.

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

'82y ショベルFXR 完成。

今朝もまた雪が舞っておりました。

R9263828 のコピー


ショベルFXRの続きです。まずはフロントのエンジンマウントを交換します。

R9263829 のコピー

取り外したマウントは潰れてセンターが凹んでしまっています。

R9263830 のコピー

今回は社外のヘビーデューティータイプ。TC96になってからのFL用と同形状。

R9263831 のコピー

なんでも良いのですが、ボルトがさっぱり滅茶苦茶。笑 左右でボルトが違っていたり、何よりコロニー?かどこかのメッキボルトは戴けません。メッキボルトは破棄します。

R9263832 のコピー

R9263833 のコピー

純正の強度マーク入りボルトに全て戻します。ストックでこの辺りは六角ボルトになっており、キャップボルトは使っておりません。

R9263834 のコピー

エンジンマウントボルトも強度ボルトに交換し、マッチングしている分厚いワッシャーに交換。ここは唯一並目ですが、他は全て細目となります。

R9263835 のコピー

フロント側のピローマウントもガタガタになっていた為、二階の倉庫からH-D純正の中古部品を引っ張り出してきました。エンジンマウントに装着する長い貫通ボルトや大きな特殊ワッシャーも純正に戻しました。

R9263836 のコピー

完成。全部純正に戻しましたので良い雰囲気になりました。ショベルヘッドには大事な”遣れ感”も統一されているかと。

R9263837 のコピー

お次はピポットのアイソレーター交換です。ショベルヘッドの場合は最も古い2分割式のピポットシャフトが標準ですが、この車両は最も後期の両側ナット式に変わっていました。これだとシャフトを抜かずにアイソレーターが交換可能ですのでラッキーです。

R9263838 のコピー

あのう、、、あまり書きたくないのですが事実を伝えないといけないので敢えて書きます。ピポットブロックとアイソレーター、上下が逆に組んでありました。ピポット位置が下がってしまうので駄目だと思います。。

R9263839 のコピー

ひっくり返して正しい位置に組み直しました。

R9263840 のコピー

完成!

R9263841 のコピー

最後にテスト走行しようと表に引っ張り出してスターターボタンを押すと、何故かピニオンギアが廻りっぱなしになりました、、焦りましたがピニオンが回っているだけでしたので、落ち着いてシートを外し、バッテリーマイナス端子を外して止めました。

R9263842 のコピー

「ショベルヘッドの洗礼」と言いますか、最後の最後で、というのはよくあります。
他の部分も見ておけるので良かった、と前向きに考えます。

R9263843 のコピー

ショベルヘッドの1次ドライブはエンジンオイル点滴式ですので、ほとんどオイルは出ません。

R9263844 のコピー

ピニオンギアをチェックしましたが、元の位置に戻っていますし、ワンウェイも問題ありません。この状態でもバッテリーを繋ぐとスターターは回り続けているので、原因はスターターソレノイドという事になります。

R9263845 のコピー

ソレノイドの端子をチェック。特に問題なし。

R9263846 のコピー

唯一気になったのはこのクラッチケーブルホルダー。ソレノイドのゴムカバー越しですが、強く干渉していました。
で、このホルダーを外したままバッテリーを繋ぐとセルが回り続ける事もなく、エンジン始動も問題なく出来ました。

R9263847 のコピー

ショベルヘッドは何処かを分解すると必ずその何倍も手間が掛かります。通常このようなリカバリーの場合はお客様には工賃請求しておりませんので、オーナー様は得した事になりますね。

R9263848 のコピー

クラッチケーブルホルダーの取り付け方を少し工夫しました。あとバッテリーが弱かったのでそれも原因のひとつだったのかもしれません。ショベルヘッドでバッテリーが弱いとピニオンが飛び込んだまま戻らなくなる事は多々あります。今回は飛び込むところまでも動いていなかったのでちょっと??ですけど。

序でにアウタープライマリーカバーガスケットを今日日の性能の良いメタルに交換し、カバーボルトも社外のメッキ製から純正のワッシャー付きボルトに交換しておきました。

R9263849 のコピー

リカバリー完了。エンジンに数回火を入れてみましたが問題なし。ただすっかり暗くなってしまったので、テスト走行は明日にします。

R9263850 のコピー

週の初めに内燃機屋さんへ発送した'92y FXRS-CONのヘッドとシリンダーが、もう戻って参りました。少し急いでいます、とお伝えしたので速攻でやって頂いたのだと思います。本当に毎度アタマが下がる思いです、、助かりました。

R9263851 のコピー

ヘッドはバルブガイド打ち替え、バルブ研磨、シートカット、セット長合わせ、バルブ擦り合わせとフル加工して頂きました。

R9263852 のコピー

シートカットをやり直したのでバルブシートはこの美しさ。素晴らしい。機能的には新品同等に戻った事になります。

R9263853 のコピー

シリンダーはコーティングしたピストンに合わせボーリング+粗めのクロスハッチ加工。ここはいつも通り。ここからバキバキ組んでいきたいと思います。

R9263854 のコピー

FXRを同時に数台進めているので記録簿は溜まる一方、、忘れないうちに書いておかないと請求をし忘れる事が多々あるので気をつけないと。笑
本当はひたすら作業だけに没頭していたいのですが、それではご飯も食べれませんからねぇ。。

R9263855 のコピー

※明日はテスト走行を行うと思いますので店を出たり入ったりを繰り返すと思います。もし留守でしたら少しお待ち頂ければ直ぐに戻ってくるかと思いますので、宜しくお願い致します。
関連記事

| Shovel Head | 22:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT