2020.12.16 Wed
TC95 FXRS 点火の交換。
折角ユニットを交換するのでハーネスに支障が出ないようカムカバーの配線穴を加工しておきます。

バリこそありませんでしたが穴のエッジが立っていたので気になっていました。前回は対処出来ていなかったので今回逃がし加工を行いました。リューターと手ヤスリですのであまり綺麗ではありませんが、ハーネスが90度に折れ曲がらなければ良いと思います。

無理なく逃げました。点火ユニットを左右方向に回転させても支障のないレベルです。

ハーネスを這わせてからマフラーをセットし、車体右側は完了です。

他の作業で使用する部品が届きました。今週も何かと忙しい感じですかね。

DYNA2000iの唯一駄目なところはハーネスが中途半端に足りない事。笑 継ぎ足さずにフレームの前方ダウンチューブを這わせてギリギリIGコイルまで繋いでいる配線をよく見かけますが、あれは格好悪いしはっきり言って”手抜き”です。
然るべき長さまで延長して結線するのがお金を頂くシゴトです。

最初は純正ハーネスと同様にスプライスで結線しました。しかし、思い切り引っ張ったら抜けたので却下。点火の配線は常時電圧の高くなるところですのでハンダは使いません。

で、最も信頼出来るアルミチューブで結線。これは相当なチカラで引っ張ってもビクともしません。あとで収縮チューブで処理しなければなりません。

これまでH-D純正コイルを使っての同時点火でしたが、ちょっと思うところあって独立点火にしました。
純正のシングファイヤーコイルが良かったのですが、生憎手元に無かったのでツインテックのものにしています。
独立点火にする事で点火ユニットの配線も変わります。よって点火の配線+チュービングも全て新規に引き直ししました。

この車両の点火タイミングはとても微妙でして、ちょっと遅くても、逆に早くても、全く火が入りません。かなりシビアです。
最後にジャッキアップしてリアホイールを回転させ、ベルトセンターをチェック。何処にも干渉していませんしシフトもスムーズで問題無し。

はー疲れた。

あとは走らせてみて問題が無ければ完成ですね。

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