2020.11.07 Sat
'94y FXD / '89y FXRS。
これでようやくローリングになりました。あとは前後のエンジンマウントを交換したら終了となりますかねぇ。
ダウンチューブを黒くしただけですが、随分良い感じになりました。

夕方、問屋さんから部品が到着。FXRで使用します。
JIMSは勿論の事、H-D純正部品まで在庫しているあたり流石は”スリーマイルズ”さん。品質の良い部品をストックして頂いているので本当に助かります。

どちらもJIMS製のスプロケットスペーサー。純正よりも屈強であると思います。左側が1994y〜エボ後期→TC88最終まで続いたスペーサーで、右側はエボ前期。見ただけでどちらが良いか一目瞭然だと思います。

後期スペーサーをセット。これに合わせたオイルシールは前期→後期完全互換となります。

TC88用のオイルシールを圧入します。因みにシールはB品番にアップデートされてます。

今回初めてオイルシール挿入面に液状ガスケットを併用しました。このオイルシールは厚みが薄いので圧入時にツルッと抜けてくる事が多く液状ガスケットを使わないのですが、今回はなるべく長く漏らしたくないので使ってみました。

スプロケットスペーサーをTC88用に変更し、フロントベルトプーリーはエボのまま流用するとなると、プーリーのオフセットが違うのでT/Mケースにベルトプーリーが干渉してしまいます。で、別のTC88用スペーサーを流用して足りないオフセット分の厚みのカラーを作ります。

こんな感じ。"焼き"は入っていないので旋盤があればサクサク簡単に削れます。

JIMSのスペーサーの上に更に削り出したカラーを重ね、、

これでバッチリエボの寸法になりました。

オイルシールレスでの回転時、T/Mがとても静かだった事は前記致しましたが、オイルシールを装着する事によって更に静かでスムーズになっています。ちょっと作業した自分でも驚く位、、あくまで静態ですので糠喜びする訳ではありませんが、ベアリングの国産化は非常に効果があるんじゃないかと感じています。
続きます。
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