2020.10.30 Fri
'71y W1SA 前後サスペンションの調整。
まずはFXRSのT/Mを組み立てる準備をしてきます。

今日中にT/Mを組み上げる事は出来たのですが、明日クイックの作業が入っており、作業が中断するのもなんなので、キリの良いところで止めました。

そんな訳で、W1SAのサスを交換します。

フロントのサスペンションは以前から書いておりますように今では死滅したアウタースプリングタイプです。この後のW3からは通常のインナースプリング式のチェリアーニタイプになっています。

当時のスプリングが体重何kgのライダーに設定されているのか分かりませんが、かなり硬い。当方が乗って硬いのは仕方ないですが、先日別のライダーでチェックしてみた際でも明らかに硬い。で、特注でスプリングを巻いて頂きました。
線径が細いのが分かるかと思いますが、ストックに比べ2割ほど低めのレートにしています。
また、W1はCBなんかに比べると若干"腰高感”がある気がするのでスプリングの全長を10mm短くしています。
キャスターを立てて峠での旋回性を上げます。

アウタースプリングタイプはサスペンションを車体に取付する際、インナーチューブが沈んでいってしまいます。上から引っ張るSSTを持っていないので、画像のようにスプリングを縮めておいてホースバンドで固定した状態で組みました。
それでも、一人だとなかなかどうして苦労します。

フォークシールのアウターカバーはゴム製のレンチで締め付けます。振動の為か若干緩んでいました。

フロントサスペンションを変えたのでリアもそれに合わせて長さと硬さを見直しました。リアは簡単に交換出来ますので走るシチュエーションに合わせてサスペンションを様々に交換しています。

前後のバランスは見た目しっくりしました。フロントドラムブレーキも今回アセンブリ毎レストア済みの中古良品に交換しています。

仕上げにナンバーボルトを交換。これまで"岡山"ボルトでしたが、"京都"ボルトにしてみました。笑
旧車にはご当地ボルト、というのが当方のクダラナイ拘りです。




'94y FXDのフロントサスペンションも組み上げておきました。

明日は終日クイック対応となりますのでご了承下さい。
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